2018年10月21日まで、大分県立美術館で「日本モダンの精華 京都国立近代美術館コレクション」が開催中です。
福田平八郎のモダンな日本画に魅了される
1200年以上にわたる歴史を通して日本の文化の中心として発展してきた京都。この地では伝統と革新が溶け合いながら洗練された美術が育まれ、現代に至るまで、傑出した美術家を多数輩出してきました。
福田平八郎「花菖蒲」1934年 京都国立近代美術館蔵
大分出身の日本画家・福田平八郎も、この地で才能を開花させた近代京都画壇を代表する巨匠のひとり。今回は、この福田の支援者でもあった実業家・故首藤 定氏旧蔵の「首藤コレクション」も交えて、京都ゆかりの絵画や工芸の名品を心ゆくまで鑑賞できる、またとない機会です。
北大路魯山人「色絵金彩椿文鉢」1955年 京都国立近代美術館蔵