透明ガラスの本体に色付きガラスをかぶせ、カットグラスの技法を用いて装飾を施した伝統工芸の切子。江戸切子の老舗「清水硝子」と和樂はこれまでに何度か商品をコラボしてきましたが、今回はフェルメールで、しかも切子には珍しい黒も…と依頼しました!
フェルメールが何度も描いた窓が江戸切子のグラスに
ヨハネス・フェルメール「ワイングラス」ベルリン国立美術館 ©Album/PPS通信社
フェルメール展にも出品が確定している作品「ワイングラス」をはじめ、いくつもの作品に登場する部屋の窓枠内に施された美しい装飾。そこからインスピレーションを得てデザインされたのが、この酒杯です。
窓の装飾そのままの表現ではなく、そのイメージをもとに試行錯誤を繰り返して採用されたデザイン。手にした瞬間もお酒などを入れて使う際にも、切子の最大の魅力であるカットによるきらめきが浮き立つように調整されています。
飾っても使っても心地いい江戸切子のグラス。秋の夜のお供にどうぞ。