11月23日から、静岡市美術館で「ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ」が開催されます。
19世紀から20世紀初頭にかけての英仏の美術は、イギリスの画家はフランスに、フランスの画家はイギリスにと、海峡を越えて行き来し、お互いに影響を受けていました。この展覧会では、イギリスの巨匠の作品はもちろん、フランス近代の美術作品も豊富なウェールズ国立美術館のコレクションから、精選した約70点を展示し、英仏美術の密な関係性をひも解きます。ターナーの「難破後の朝」やルノワールの「会話」をはじめ、コンスタブル、ミレー、コロー、マネ、モネなど、両国の巨匠たちの貴重な作品の競演を堪能してください。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 「難破後の朝」 1840年ごろ 油彩・カンヴァス ウェールズ国立美術館蔵 ©National Museum of Wales
クロード・モネ 「サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏」 1908年 油彩・カンヴァス ウェールズ国立美術館蔵 ©National Museum of Wales