2018年11月11日まで、山種美術館で企画展「日本画の挑戦者たち」が開催中です。
近代以降の日本画壇を牽引した画家たちの競演
東京美術学校を辞職した岡倉天心が創立した日本美術院で、特に目覚ましい活躍を見せた横山大観、菱田春草、小林古径(こばやしこけい)、速水御舟(はやみぎょしゅう)を中心に、その活動の軌跡を辿る展覧会。
片岡球子「北斎の娘おゑい」昭和57(1982)年 紙本・彩色 山種美術館蔵
近代以降の日本画壇を先導した画家たちが、多彩な表現に挑んだ作品の数々を楽しめます。
小林古径「弥勒」昭和8(1933)年 絹本・彩色 山種美術館蔵
古径の代表作である「清姫」全8点が約5年ぶりに一挙公開、さらに、映画「散り椿」公開を記念して、原作小説の表紙を飾った山種美術館所蔵の御船「名樹散椿」(重要文化財)が特別展示されるのも見逃せないポイント。展示期間は2018年10月16日〜11月11日までです。