齋藤 久嗣の読み物

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日本美術
阿修羅の手が折れてるよ〜!『国宝ロストワールド』で胸熱古写真を体感せよ!

日本美術の展覧会に行くと、江戸末期や明治初期に白黒で撮影されたサムライの肖像写真や、古城・寺社仏閣など有名な建築物を写した古写真などを見かけることってありますよね。 こうした古写真には、思わず足を止めて凝視せずにはいられない不思議な魅力があります。現代とはまるで違う景観の中に、文化財だけが今とさほど変わらない姿で写り込んでいる作品を見ると、まるで異世界の中を覗き見しているようなスリリングな面白さが感じられます。 そんな妖しい魅力満載の古写真、とりわけ非常に珍しい国宝文化財の記録写真ばかりを集めた『国宝ロストワールド』という読み物がこの秋小学館から発売されました。早速読んでみましたので、内容・見 […]

日本美術
多彩なイベントで年々進化中!日本最大の公募展「日展」を楽しもう!【2019/改組 新 第6回】

日本最大にして国内No.1の公募展「日展」。毎年、新作が登場する東京展が始まる日は、テレビや新聞などで取り上げられることもあるので、たとえ美術ファンでなくても「日展」という名前自体は知っている、という人は多いのではないでしょうか。 しかし、ゴッホやモネといった西洋美術の巨匠の美術展には並んで見に行くことがあっても、日展をじっくり見て回ったことがある・・・という人は意外に少ないような気がします。 僕も、会社を引退した父が数年前から日展での入選を目指すようになったことがきっかけで、そこからはじめて日展を見始めました。最初は「公募展なんてそんなにいい作品ないんじゃない?」と斜に構えていたのですが、じ […]

日本美術
ゴッホ展の決定版!世界中の名品でゴッホの驚異的な進化を味わおう!【展覧会レポート/ゴッホ展2019】

ヨーロッパから地球を半周するくらい遠く離れているのに、今日も全国各地で山ほど西洋美術展が開催される極東の最果ての国・日本。特に「上野」という街は本当に凄い。なんせ世界中から名品を集めて巨匠中の巨匠・ゴッホの大規模展を3年連続で開催してしまうのですから。 まさに西洋美術ファンにとっては贅沢すぎる環境にある近年の日本ですが、2019年のゴッホ展もまた、アートファンの期待を裏切らない見事な展示が待っていました。そこで、今回は現在上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」について、様々な角度から注目点を紹介していきたいと思います! 2019年のゴッホ展は何が見どころなのか? ここ数年、毎年のように上野で大型 […]

芸能と文化
【千葉】歴博の骨太企画!ハワイの知られざる近現代史を楽しく学ぶ秋の企画展示に注目!

常夏の楽園・ハワイ。誰でも気軽に楽しめるリゾート地として老若男女を問わず大人気ですよね。思い返せば僕の両親も新婚旅行はハワイでしたし、僕自身も友人や親戚の結婚式に出席するために渡航し、ワイキキビーチでのんびりしたりオプションツアーで島巡りを楽しんだりした思い出があります。 戦後日本人にとって非常に馴染み深い観光地となったハワイですが、意外なことに日本とハワイの交流が始まったのはほぼ明治維新と同タイミングの1868年。ハワイ政府の求めに応じて、日本から約150人の移民がハワイへと送られたのです。その後、ハワイがアメリカに併合された後も日本からの移民は1920年代まで続きましたが、1941年に太平 […]

茶の湯
茶の湯ファン必見!江戸千家の流祖・川上不白の特別展が根津美術館で開催!

2019年秋は、東京の主要な美術館で「茶の湯」関連の展覧会が相次いで好評を博しています。三井記念美術館「高麗茶碗」展、サントリー美術館「美濃の茶陶」展など、テーマを絞って、茶の湯のうつわを深堀りした非常に力が入った展覧会は見応えがありました。 この2展に加えて、11月から根津美術館でスタートする「茶の湯」の注目展が、「特別展 江戸の茶の湯-川上不白 生誕三百年-」です。今度はうつわではなく、偉大な茶人の生涯に焦点を当てた展覧会。特集されるのは、茶聖・千利休の茶道を江戸に広め、江戸千家の流祖となった川上不白(かわかみふはく)。 展覧会では、不白の師匠・表千家七代如心斎(じょしんさい)との師弟関係 […]

日本美術
16人の超個性派!日本橋三越本店の「山下裕二の隠し球」展で驚きの作品を見つけよう!

「もっとわくわくするような作品が見たい!」「ひと目見て、“凄い”と俺を唸らせる作家はいないのか?!」 そんな貪欲なアートファンの方に朗報です!10月23日から、三越本店・美術特選画廊・アートスクエアにて現役最強の「選球眼」を持ち、新しい日本の現代美術を先頭に立って盛り上げる我らが“日本美術応援団長”山下裕二氏がプロデュースするとっておきの展覧会「山下裕二の隠し球」展が開催されることになったからです! 展覧会では、山下氏が過去20年以上にわたって見続けてきた膨大な作家の中から選びぬかれた、秘蔵の16名の作品が集結。山下氏に見いだされた当初、まだ全く無名の状態だった彼らは、その後研鑽を続けて次々に […]

日本美術
伊豆でしか会えない日本画の傑作!上原美術館「伊豆をめぐる名画」【展覧会紹介】

10月に入り、猛暑と台風が去って、ようやく待望の紅葉の季節がやってきた日本列島。秋の味覚や紅葉狩りを求めて郊外へお出かけを予定している方も多いのではないでしょうか? でもせっかく観光地に行ったらレジャーだけでなく美術鑑賞も楽しみたいよね、とつい考えてしまうのがアートファン。僕もこの秋「紅葉狩り」と「温泉」と「日本美術」を一挙に楽しめる場所はないかな・・・と虫の良いことを考えながらなんとなくネットを検索していたら・・・。 ありました!「紅葉」「温泉」「日本美術」が一度に楽しめる奇跡的な場所が! それが、この秋、企画展「伊豆をめぐる名画-横山大観、安田靫彦を中心に-」を開催する上原美術館です。同館 […]

日本美術
令和の新春は応挙の傑作で!三井記念美術館「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」

美術ファンにとって毎年いちばん楽しみな季節は「芸術の秋」ですよね。2019年秋も全国各地の美術館・博物館で各館の「勝負展示」が披露され、どの展覧会も非常に盛り上がっています。 しかし「芸術の秋」が終わった年末年始も引き続き要注目です。なぜなら、最近特に「新春を祝う」おめでたいテーマでの企画展や、新春三が日での限定イベントなど、年末年始にあわせて趣向を凝らした企画を用意してくれるミュージアムが増えてきたからです。 本稿で紹介する三井記念美術館もまた、毎年12月~1月にかけて同館屈指の国宝「雪松図屏風」(円山応挙)を定期的に公開し新春にふさわしい展示でアートファンを楽しませてくれる美術館。さて、今 […]

日本美術
まるで異世界?!京都・芸艸堂の凄すぎる版木蔵を訪ねてきた!

京都の寺町二条にある木版画や和綴本を手掛ける老舗の出版社・芸艸堂(うんそうどう)。社員はわずか10名ほどの少数精鋭なのですが、日本において「木版和綴じ本」を唯一手掛け、伝統文化を守る最後の砦として日々奮闘している会社なのです。最近では展覧会グッズも積極的に手掛けており、日本美術や浮世絵の展覧会で「UNSODO」とロゴの入ったミュージアムグッズを通して芸艸堂の存在をご存知の方も多いかもしれません。 じつは今回、同社の社員の方の紹介で、芸艸堂が所有する日本一の「版木蔵」を見せて頂けることになり、早速同社の代表取締役社長 山田博隆さんに取材させていただくため、京都まで行ってまいりました。本稿では、ま […]

旅と食
暮らし方の小さなテーマパーク!武相荘の意外な魅力をたっぷり紹介!【旧白洲邸 武相荘訪問レポート/後編】

豊かな自然に囲まれた茅葺きの母屋など、昭和の美しい暮らしが体感できる「秘境」的な記念館として知られる「旧白洲邸 武相荘」。その紹介記事前半では、まず「武相荘」の施設としてのなりたちや概要を解説。季節に応じた展示企画や、白洲次郎・正子の息遣いを感じながら彼ら二人にちなんだ展示を楽しめる展示棟である「ミュージアム」を中心にみどころを紹介させていただきました。 しかし、武相荘の魅力はそれだけではありません!むしろ、ミュージアム以外の部分をしっかり味わい尽くすことで、武相荘の本当の魅力が見えてくると言っても過言ではありません。 そこで、後編では引き続き「武相荘」館長・ 牧山圭男(まきやまよしお)さんに […]

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