【シャネル】美術品のような佇まいの希少なイブニングバッグ

眺めているだけで、幸せな気持ちに包まれる、柘榴をモチーフにしたイブニングバッグ。1950年代に発表されたブローチが着想源となった、希少な逸品です。柘榴には、生命、豊かさ、愛、そして新しい始まりの意味が。小鳥が羽を広げる姿も、楽園のような多幸感を表しています。
まるでオブジェのような佇まいは、職人が金属の表面を手作業で磨き上げ、メッキ加工とラッカー仕上げを施して完成。前面のダブルCや種を縁取るコスチューム パール、そしてチェーンストラップと、メゾンの象徴がデザインとして調和している点も見事です。内側は、バーガンディのレザーライニングに。草冠のような台座にセットして、空間を彩る装飾品として愛でるのも素敵です。
【マックスマーラ】卓越した技術を未来へ継ぐアーカイブコートを復刻

創業75周年を迎える“マックスマーラ”。それを記念して、一流のサルトリア技術と上質な素材によって紡いできた歴史を現代に蘇らせる、アーカイブのカシミアコートシリーズが発表されました。
なかでもこのケープ型の「メリディアン コート」は、1994年に発表された一枚。今なおモダンに映るたっぷりとしたシルエットは、当時のデザインが、そのまま継承されています。しかしながら素材は最先端の技術によって生まれた、軽量なピュアカシミアへと改良。着心地はより軽やかに更新され、コートのミニマルなパターンが、なめらかな質感を最大限に引き出します。
伝統に現代の技術を重ね、次世代へと継承していく。ブランドの絶えることなき未来への歩みが、一枚のコートに込められています。
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【ドリス ヴァン ノッテン】優雅な手元を演出するインドの手刺繡に魅了されて

艶やかな糸、ビーズ、スパンコール。さまざまな色調のゴールドを重ね、ゴージャスな手刺繡を生み出しているのは、ベルギーのラグジュアリーブランド“ドリス ヴァン ノッテン”。シンプルなコットンの白シャツのカフスに、インドの職人の手による刺繡装飾をあしらうことで、ブランドが大切にしている異文化の雰囲気を醸しています。
インドの刺繡は、ブランド初期から継続してきた技術のひとつ。伝統技術を絶やすことないよう、すべてのコレクションにおいて刺繡を必ず取り入れることで、インドの人々の暮らしに貢献する、ブランドの気概が表れています。立体的な刺繡には、よく見るとその下にストライプのグログランテープが配され、より手の込んだつくりに。まとうだけで心浮き立つ、魅惑の一枚です。
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【エルメス】レザーを精巧に張り合わせた端正な面持ちの地球儀

工房でも、熟練した職人しかつくることができないという、メゾンが誇る職人技“マルケトリ(象嵌細工)”を用いたレザーの地球儀。詳細な世界地図がプリントされた12枚のレザーを、継ぎ目が見えないよう、球体に緻密に張り合わせています。地図そのものがかなり複雑だから、完成には少しのずれも許されない、精巧な技術が必要。さらに目を凝らすと、サドルステッチを彷彿とさせるラインで緯度と経度が描かれており、馬具工房として創業した、メゾンの強いこだわりが感じられます。
周りのスチールフレームは、地球儀を保護しながら、スタンドの役割も果たすエレガントな意匠。まるで衛星の軌道を描くようで、どこまでもロマンを感じさせる逸品です。
【ブルネロ クチネリ】圧巻の刺繡技法で有機的な樹皮を再現

冬の森の中の風景を思わせる、自然な煌めきが魅力。樹皮の凹凸ある表面を、「ダズリングツリーバーク」という特殊技法を用いて表現したというジップカーディガンは、有機的な雰囲気とやわらかな色調が、比類なき美しさを生み出しています。「ダズリングツリーバーク」の工程は、まずモヘアとウールの混紡糸を縦横に刺繡し、メッシュ状の土台をつくります。そのあとに特殊な吹き付け加工で糸にボリュームを出したら、透明なスパンコールと、それを固定するための刺繡を重ね、奥行きを与えていきます。異なる糸の質感と不規則に並ぶスパンコールが、自然のダイナミックさを再現。
装飾的でありながら、心癒やされる優しさも併せもった、格別な一枚が完成しました。そでを通すと、まるで自然に抱かれるかのように、リラックスできそうです。
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問い合わせ先
シャネル カスタマー ケア センター
0120-525-519
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535
ドリス ヴァン ノッテン
03-6778-7975
エルメスジャポン
03-3569-3300
ブルネロ クチネリ ジャパン
03-5276-8300
※本記事は雑誌『和樂(2026年10・11月号)』の転載です。

