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2020.02.03

神さま必見、無料相談会。デザイナーズ社殿の建て替えなら和樂建築へ!

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わたくし、(仮想)和樂建設の建て替え事業部、営業の田中と申します。本日はお忙しい中、たくさんの神さまにお集まりいただいてありがとうございます。最近はお住まいの御社殿の老朽化のお悩みをたくさん伺っております。伊勢神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまのように20年ごとにまったく同じクラシカルなお宮を建てられる神さまもいらっしゃいますが、どうです、ここは現代風にデザイナーズ神社などお建てになっては。東京には、おしゃれな社殿にお住まいの神さまがいらっしゃいますよ。

コンクリート打ち放しの重厚感「八津御嶽神社」

中野区「八津御嶽神社」 総檜造りの本殿

まずは、コンクリート打ち放しの近未来的な御社殿をご紹介しましょう。地下鉄丸の内線中野新橋駅より徒歩6分、西新宿の高層ビル群からもすぐそばの神田川沿いにある中野区の「八津御嶽神社」。こちらに住まわれているのは天之御中主之命(あめのみなかぬしのみこと)さま。建物を設計したのは教会建築を多く手掛けている長島宏一氏、施工は鹿島建設です。重厚な外観正面は鳥居の形をデフォルメしたもの。側面にある三角形の窓や、恐竜の背中のヒレのような鋭いひさしが要塞をも思わせる独特の雰囲気です。玄関から階段をのぼり2階にあがると、コンクリート打ち放しの広いお部屋には古式豊かな神明造りの本殿が。屋内にあるために屋根まで檜の木材で仕上げてあります。トップライトから注ぎ込む光が床の白い大理石に反射して、なんとも神々しい空間でしょう。こちらでは頻繁に音楽会や寄席も開かれていて、ご近所の方に大変人気があるのだそうですよ。

八津御嶽神社
住所:東京都中野区本町2-7-6
公式webサイト:http://yatsumitake.com/

さすが渋谷。スタイリッシュな「北谷稲荷神社」

渋谷区「北谷稲荷神社」 伸びやかな曲線の屋根が特徴

渋谷区の「北谷稲荷神社」をご紹介しましょう。場所はJR山手線原宿駅から徒歩7分ほど。こちらは宇迦之霊大神(うかのみたまのおおかみ)さま・大己貴大神(おおなむちのおおかみ)さま・大宮比賣大神(おおみやひめのおおかみ)さま・神功皇后(じんぐうこうごう)さま・大田大神(おおたのかみ)さまのシェアハウスです。設計は菊竹清訓氏。戦後の日本の建築界をリードした建築家のひとりですね。国立代々木競技場の近くに位置する北谷稲荷神社は事務所ビルとの複合施設。コンクリート打ち放しの外壁や、黒いフレームのサッシがスタイリッシュ。優雅な曲線を描く屋根も見どころですよ。都会の神さまらしい、おしゃれな御社殿ですね。

北谷稲荷神社
住所:東京都渋谷区神南1-4-1

ビルのピロティに鎮座する「雉子神社」

品川区「雉子神社」 参道の階段から白雉子ビルディングのピロティに入る

次にご紹介するのは、品川区の「雉子神社」。JR山手線五反田駅より徒歩5分です。日本武尊(やまとたけるのみこと)さま・天手力雄命(あめのたちからおのみこと)さま・大山祗命(おおやまつみのみこと)さまが仲良くお住まい。道路に面した鳥居の様子からは、一見クラシカルな御社殿があるように感じますが、横にそびえる白亜のビルと一体に設計されているのです。昔、徳川家光さまが鷹狩りに訪れた際、一羽の白いキジを見かけたことから「雉ノ宮」と名付けられたのが雉子神社の由来となったことから、このビルの名称は「白雉子ビルディング」。美しいレースを思わせる外壁の透かし模様がエレガントですね。

品川区「雉子神社」 ピロティ吹き抜け部分に建つ

御社殿は現代的なピロティの太い柱に守られるように建てられています。ガラス張りの神輿庫はお持ちの神輿をは常時ライトアップ。車好きの人間がガレージに凝るのと同じく、神さまのお乗り物もかっこよく収納したいものですね。

雉子神社
住所:東京都品川区東五反田1-2-33

西新宿にタワマン建設「成子天神社」

おしゃれな御社殿にすれば、参拝者も増えること請け合いですよ。最近ではインスタ映えする神社は若い女性にも人気です。お賽銭アップも間違いなし。え、建て替え資金が難しい?最近は氏子が減って収入ダウンの神さまが多いのは承知しております。でも大丈夫ですよ、私どもにおまかせください。実は先ほどご紹介した「北谷稲荷神社」と「雉子神社」の神さまはビルオーナーでもあるのです。つまり、敷地内に建てたビルを貸して収入を得ていらっしゃる。ほかに、マンション経営をされている神さまもいらっしゃいますよ。

新宿区「成子天神社」 参道を歩いた先の神門

新宿区の「成子天神社」にお住まいになるのは菅原道真公さま。朱塗りの神門には風神・雷神像が安置され、御神木のイチョウの大木がそよぐ境内は風情のある静かな佇まいです。美しい神楽殿や、神輿庫、ヨガなどの習い事ができる部屋も備えた社務所なども建てられています。実は、ここはJR新宿駅から徒歩11分、西新宿の高層ビル街の間際という好立地。建て替えの際には敷地内に定期借地権つき分譲マンションと賃貸マンションの2棟を建設されています。こちらの神さまも氏子の減少から建て替え資金の準備に苦労されていましたが、なんとマンションの建設により建て替えの出費はゼロ。さらに毎月、借地権料と賃借料が入るそうですよ。分譲と言えども定期借地権の設定ですので、およそ70年で土地は神社に戻る仕組み。都会の中にある静かな環境は貴重なため、マンションは人気の物件になっています。

成子天神社
住所:東京都新宿区西新宿8-14-10
公式webサイト:http://www.naruko-t.org/

新宿区「成子天神社」 敷地内の定期借地権つき分譲マンション

ほかにも新宿区神楽坂の「赤城神社」は新国立競技場の隈研吾氏が設計。定期借地権マンションの分譲のほか、イタリアンのメニューを揃えるカフェや、イベントが開催できるホールも経営しています。同じく新宿区の「須賀神社」もナチュラルな雰囲気がおしゃれな賃貸住宅を経営されていますよ。いかがです?こんな素敵な御社殿で暮らしてみたいと思いませんか?わたくしどもが、神さまに合った建築家をご紹介させていただきます。資金計画の方は、和樂銀行の担当が来ておりますから、お気楽にご相談を。お集まりの神さま、デザイナーズ社殿への建て替えは、どうぞ和樂建設におまかせください。

書いた人

1969年生まれ。一級建築士。建築をはじめ、さまざまなジャンルの取材をしています。魅力ある建築とおいしい食べ物を探す嗅覚には自信あり。建物も食も、つくった人の息づかいが感じられるようなものに出会うと心がときめきます。