Gourmet
2020.04.15

慣れれば5分!?母さん早くして!で「辿り着いた」包丁も使わない冷汁レシピ

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ずっと家にいると、「え!?もうお昼ご飯の時間!?」となってしまう私。
何作ろうか迷いながら、うーん面倒臭い。でも美味しいものは食べたいし…。

そんな時には混ぜるだけの冷汁の出番です!

皆様のお家には鯖の水煮缶がありますか?私は、鯖の水煮缶を常備しています。鯖の水煮缶はメインの具にもなりますし、魚の出汁、塩分もあり調味料としての役割も担ってくれ、あるととても便利な缶詰です。

宮崎県の郷土料理でもある冷汁は干物を焼いてほぐして作りますが、このレシピなら包丁も使わず簡単に作れてしまいます!

包丁いらず!慣れれば5分!?冷汁の作り方

(材料)4人分
鯖の水煮缶   1個
お味噌  大さじ3
練り胡麻 大さじ2
梅干し  1個(昔ながらの塩っぱいものがおすすめ)
お豆腐  1丁(絹ごしでも、木綿でも。水を捨てておく) 
お水   250cc
お好みの薬味 万能葱、紫蘇、茗荷など

1. すり鉢、もしくは大きなボウルや器に梅干しをちぎって入れて潰します。この梅干しを入れる事で、鯖の水煮缶の風味をさっぱりさせます。

2. 鉢にお味噌大さじ3、練り胡麻大さじ2を入れます。そこに水を100ccほど入れ丁寧に溶かします。練り胡麻が溶けにくいので丁寧に行いましょう。

3. 鯖の水煮缶を汁ごと入れて、その水分で、味噌と練りごまを更に溶いていきます。

4. お豆腐を入れ、ヘラやお玉で鯖とお豆腐をざっと切ります。

5. 残りのお水を入れ、味見をして濃かったら50ccずつ足します。暑い日など、さっぱり食べたい場合は氷を入れても。その場合は氷が溶けた時に味が薄まるので、少し濃い目にお出汁を作っておきます。
ご飯にかけるなら濃い目の味付け、お汁としていただくのならいつものお味噌汁くらいに味付けしましょう。

6.仕上げに好みの薬味を。包丁を出さなくても、少量であればちぎったり、キッチンバサミで切るのが楽です。
もちろん、包丁のほうが楽であれば使ってくださいね。
真夏の冷汁であれば、氷を浮かべ、スライスした胡瓜、さいの目に切ったトマトを乗せると華やかで食欲があまりない時でもさらっといただけます。

汁椀に盛りつけたり、ほかほかのご飯にかけてどうぞ。

鯖缶のおかげでお出汁いらずで、練り胡麻のコク、梅干しの酸味が効いて、思わずお代わりしたくなります。
夢中で食べていつの間にか無くなっちゃいますよ。

余った時は冷蔵庫で次の日まで保存可能です。
私はお昼に食べて、余ったら夜に温めてお味噌汁として、次の日の朝ごはんにしています。朝の冷汁も美味しいものです。
おうどんに絡めたり、お素麺にも合います。

使う材料がシンプルですので梅干しやお味噌、使う素材で出来上がりのお味も変わってきます。
私は茗荷と万能葱を細かくみじん切りしてたっぷり入れるのがお気に入りです。おろし生姜を少し入れても美味しいですよ。

ぜひお家の味を作り出して下さいね。

(写真 今井裕治)

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高木商店 寒さば水煮 190g ×24個