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2017.09.13

奇想の画家、曾我蕭白から近代日本画の四天王まで!今週末オススメ美術展情報

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週末は展覧会へ。和樂編集部オススメの美術展情報を毎週水曜日に配信中。

ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション 東京都美術館(東京・上野)

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世界屈指の美の殿堂、ボストン美術館の主要なコレクションからえりすぐった、珠玉の80点を紹介します。中でも江戸時代中期に活動し、空前絶後の独創性を発揮した絵師、曾我蕭白の『風仙図屏風』は要チェック。眼では捉えられない「速度」を、大胆なやり方で視覚化したこの作品、ぜひ直接見て、その迫力を感じてみてください。

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開館40周年特別企画展2 狩野芳崖と四天王-近代日本画もうひとつの水脈- 福井県立美術館

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近代日本画の父と称される狩野芳崖には、4人の高弟がいました。岡倉秋水(おかくらしゅうすい)、岡不崩(おかふほう)、高屋肖哲(たかやしょうてつ)、本多天城(ほんたてんじょう)です。彼らもまた、並外れた才能をもち、「芳崖四天王」と注目されていました。この展覧会では、ほぼすべての四天王の作品が初公開!そのほか芳崖作品はもちろん、横山大観、下村観山など、同時期に活躍した画家の作品も揃います。芳崖の創った近代日本画の水脈を辿り、その魅力あふれる作品をご堪能ください。

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