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【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

働き方改革が徐々に浸透してきたこともあり、今年の年末年始は大型連休を入れた! という羨ましい声をチラホラ聞く昨今ですが、皆様はいかがでしょうか? 確かにカレンダーを見返してみると、2018/19年の年末年始はうまい具合に祝日や土日が重ならずに近くに配置された「休みが取りやすい」カレンダーです。頑張って早めに仕事納めができる人なら、クリスマス前から1月2週目まで有給休暇などをつないで大連休を取れるかもしれませんね。

さて、そんな貴重な年末年始休みこそ、まとまって「アート鑑賞」を楽しむチャンスかもしれません。年末年始といえば、一昔前なら美術館・博物館は大抵休館日となっていたものでしたが、最近ではこうした大型連休こそお客さんに来てもらおうと、年末年始も特別なイベントを用意して私達を楽しませてくれる美術館・博物館が増えてきているのです。

そこで私達INTOJAPAN編集部では、全国100館以上を徹底調査。2018/19年度の年末年始でもオープンしていたり、正月ならではの特別企画を実施している美術館・博物館をピックアップして、紹介してみたいと思います。

年中無休で楽しめる美術館・博物館がある!

大晦日や元旦はさすがにほとんどのミュージアムが休館日となります。しかし、探してみると中には12月31日、1月1日でも休まずに年末年始は無休で営業している美術館・博物館がありました。早速順番に全部紹介してみます。

上野の森美術館(フェルメール展)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

2018年秋~冬にかけて人気No.1の西洋美術展「フェルメール展」は、年末年始1日も休まず魅せてくれます!「日時指定入場制」のため、チケットは事前にネットやプレイガイドで購入しなければなりませんので、その点だけはご注意を。

森美術館・森アーツセンター

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

こちらは毎年のように年末年始も変わりなくオープンしていますね。期間中、開催されている展覧会は以下の3つ。

・カタストロフと美術のちから展(森美術館)
・藤子不二雄A展(森アーツセンターギャラリー)
・カードキャプターさくら展(森アーツセンターギャラリー)

3つの展覧会はそれぞれ「現代アート」と「マンガ」「アニメ」と、ジャンルがそれぞれ全く違います。ですが、年末年始だからこそ、敢えてそれまで興味がなかったジャンルに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

チームラボ ボーダレスお台場/チームラボ プラネッツTOKYO DMM.com

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

開館当初の2018年夏は、お台場(チームラボ ボーダレス)・豊洲(チームラボ プラネッツ)ともに1ヶ月以上予約待ちで大人気でした。2018年12月現在ではようやく人気も一段落して、オープン時に比べるとかなりチケットが取りやすくなっているようです。お台場・豊洲の両方とも年末年始は無休で営業中。特にお台場のチームラボ ボーダレスは、館内や近隣施設「ヴィーナスフォート」とも連携し、冬季限定の作品が展示されていますので、1度行った人でも新鮮な気持ちで味わえます。

リゾート地のミュージアムも年末年始は元気に営業中!

年末年始は、思い切ってリゾート地でゆっくり休暇を取る・・・という人も多いのではないでしょうか?そんなリゾート組のために、観光地にある美術館は年中無休で営業しているところもかなりあるのです。いくつか、観光地で人気の美術館をチェックしてみました。

大塚国際美術館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

世界中の絵画・障壁画の名作を「陶板」で再現展示した、ホテル併設のユニークな美術館。モネの睡蓮から、ミケランジェロやジョットが描いた障壁画まで、あらゆる西洋絵画の傑作をテーマパーク気分で楽しめる人気の美術館。こちらは年中無休で営業しています。

箱根彫刻の森美術館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

広大な園内に現代彫刻を配置し、複数の企画展示スペースと、ピカソの作品がいつでもまとまって楽しめる「ピカソ館」や箱根ならではの足湯コーナーなどバラエティに富んだ展示施設で大人から子供まで楽しめる箱根最大のリゾート美術館です。現在、1月9日まで期間限定で日没後(16時30分~18時)には「ナイトミュージアム」を実施中。冬の澄んだ空気の中、幻想的な七色の光にライトアップされた園内の屋外彫刻を楽しむのも一興です。こちらも年末年始は無休で営業中。

ポーラ美術館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

こちらはリゾート地にありますが、館内は現代アートから西洋絵画・日本画・工芸・化粧道具まで様々なコレクションを所蔵する正統派の美術館。嬉しいことにこちらも年末年始はしっかり開けてくれています。2017年から館内の常設展示は、大半が写真OKとなったのも嬉しいところ。好きな作品と出会ったら、気軽にSNSにアップしてみたいですね。

足立美術館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

足立美術館といえば、世界的に有名な日本式庭園が見どころの一つです。新年早々から、雪景色が楽しめれば最高ですよね。また、近代日本画の巨匠・橋本関雪の全コレクションが一挙展示された「冬季特別展」も見どころたっぷり。観光とアートの両方をたっぷり味わえる、贅沢な美術館です。

ベネッセアートサイト直島(各スポットによる)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

2019年は3年に1度の芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」が開催予定ですが、その下見も兼ねて、観光気分で直島や豊島、犬島に点在する美術館やアートスポットを巡ってみるのも面白そう。各サイトによってスケジュールはまちまちですが、「ベネッセアートサイト直島」の全てのサイトで年末は12月30日まで、年始は1月2日からオープン。年中無休のサイトもあります。こちらから確認してみてくださいね。

開館カレンダー

正月の特別企画が嬉しいミュージアム

意外なことに、国公立美術館・博物館の中でも特に規模が大きくメジャーな国立美術館・国立博物館の大半が、2019年は元旦明けの1月2日からオープンしてくれるのです。

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

奈良国立博物館は1月1日のみお休みですし、九州国立博物館は元旦からフルオープンするなど、非常に頑張ってくれています。

そんな国立系の美術館・博物館の中でも、熱心なミュージアムファンが毎年楽しみにしているのが東京国立博物館と京都国立博物館のお正月特別企画展示。今年もいろいろと楽しませてくれそうです。

東京国立博物館(1月2日~)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

東京国立博物館では、「博物館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」と題して、2019年の干支「亥」にちなんだ絵画や工芸が本館特別1室・特別2室に並びます。

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

特に見逃せないのが、1月2日~1月14日まで2週間限定で本館2室(国宝室)に展示される長谷川等伯の代表作「松林図屏風」。日本に数ある国宝の中でも、人気・クオリティともにベスト10に入る大傑作、是非チェックしておきたいですね。

そして凄いのは展示だけではありません。三が日である2日、3日については、お正月にちなんだお年玉特別企画が目白押し。たとえば、

・先着 3,000 名に特集「博物 館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」を楽しむための2019年カレンダー付きワークシートを配布。
・TNM & TOPPAN ミュージアムシアターでVR 作品を鑑賞した人全員にシアター無料鑑賞券2枚とオリジナルグッズをプレゼント
・ミュージアムショップで合計2,000円以上購入した先着600名にミュージアムグッズをプレゼント

などなど、1月2日、3日は朝から回れば“お年玉”をいっぱい貰えそうです!

京都国立博物館(1月2日~)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

また、京都国立博物館では、新春特集展示として「亥づくし―干支を愛でる―」と題して、2018年12月18日から2019年1月27日まで猪にまつわる名品が展示される予定。

京都国立博物館では、1月4日、5日、6日の3日間、新春イベントとして庭園内にマスコットキャラ、トラりんが1日5回登場します。干支は違いますが(?)記念写真を撮って思い出を持ち帰りたいですよね。

また、お正月らしい企画展示が楽しみな美術館としては、たとえば

大和文華館(1月5日~)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

国公立美術館以外で注目したいお正月にちなんだ展覧会が、大和文華館で1月5日から開催される「特別企画展 新年を祝う―吉祥の美術―」です。いわゆる「一富士二鷹三茄子」といった縁起の良い画題や、子孫繁栄・長寿など、幸せを願う人々の想いがモチーフに込められた絵画・工芸作品を展示する企画展。楽しみですね。

神社仏閣系の宝物館も実力派揃い! 初詣と一緒にいかがでしょう?!

年末年始といえば、神社仏閣でのお参りですよね。京都・奈良の大きな神社仏閣は、元旦になると初詣客で賑わいますが、そんなときこそ併設の宝物館が狙い目です! こちらも基本的には年中無休で営業中。特にオススメなのが、こちらの3つです。

興福寺国宝館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

2018年1月1日に展示設備を増強し、リニューアルオープンしたばかり。筆者はオープン日に訪問してきましたが、正月から「阿修羅像」他、興福寺の所蔵する国宝群を愛でるのは格別の趣きがありました。

東大寺ミュージアム(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

こちらも数年前にリニューアルし、清潔で天井も高く雰囲気たっぷりの展示室が味わえます。定期的に企画展を実施して大きく展示替えしてくれる他、音声ガイドまで完備。非常に空いていますし、こちらも年末年始に是非味わってみてください。

東寺宝物館(年末年始無休)

【2018-2019年版】年末年始でも楽しめる美術館・博物館! 意外なあのミュージアムも営業中!?

講堂の「立体曼荼羅」や五重塔など、境内のあらゆる建物や仏像は見どころたっぷりなのですが、是非セット券を購入して併せて観てほしいのが宝物館。東寺が所蔵する膨大な仏像・密教法具・資料群が収められています。施設はかなり老朽化していますが、それがかえって味の良さを出しています。

探せばまだまだある、年末年始に楽しめるアートスポット!

いかがでしたでしょうか?探してみると年末年始でも休まず営業しているミュージアムはそれなりにあることがわかりますよね。特に1月2日、3日など、三が日にオープンするミュージアムが一気に増えてきているのです。

また、「美術館」以外に目を向けてみるのも一興です。たとえば、館内にアート作品が展示されている「アートホテル」に宿泊したり、年末年始で特別ライトアップされているパブリックアートを見に行ってみるなど、様々な切り口で“年末年始ならでは”のアート鑑賞が楽しめそうです。時間に余裕がある年末年始だからこそ、自分だけの味わい方でゆっくりアート鑑賞を楽しみたいですね。

文・撮影/齋藤久嗣

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