PR

Jewelry&Watch

2023.09.04

「ブルガリ」が生み出した地中海の宝石箱! 新作ハイジュエリーコレクション「メディテラニア」発表

〝アドリア海の女王〟と呼ばれ、地中海貿易で栄えたヴェネチアは、世界から優れた芸術・工芸が集まる、異文化との出合いの場でした。「ブルガリ」の創造の旅は、そんなヴェネチアをはじめとする地中海へ。伝統のスタイルがより自由に! ビザンチン芸術の影響を受けて、これまで以上に大胆で、絢爛(けんらん)たるコレクションが誕生しました。

美への寛大な精神を共有する「ブルガリ」と地中海世界

「ブルガリ」の創業者である銀細工職人、ソティリオ・ブルガリは、ギリシャから地中海諸国を巡り、ローマの地へ。古代ギリシャ・ローマの芸術にデザインの源泉をたどることができる宝飾工芸品で人気を博すと、のちにダイヤモンドやプレシャスストーンを用いたジュエリーの制作に力を注ぐようになります。

1950年代、圧倒的な存在感を放つ「ブルガリ」のジュエリーは、撮影のためにローマを訪れていた映画スターの心を捉え、その名は瞬く間に世界で知られるようになっていきました。唯一無二の様式美はいつしか「ブルガリ・スタイル」と讃えられ、イタリアン・ハイジュエリーの魅力を広く世に伝える役割を担っていくことになります。

一方、中世まで時代を遡った西洋社会では、ヴェネチアを中心に〝地中海文化〞が華麗に花開いていました。14世紀以降、貿易都市として最盛期を迎えたヴェネチア。人々が豊かな暮らしを謳歌する美しい水の都には、世界中の珍しいものが行き交い、優れた芸術家や工芸技術をもつ職人が集まっていました。また、かつて戦争をしていたイスラム諸国との貿易までも積極的に行うなど、ヴェネチアの人々の自由で寛容な精神は、地中海諸国とその文化にも多大な影響を与えていくことになります。伝統を守りながらも未知のものを受け入れ、変化を楽しむ地中海世界に生きる人々の気風。それは、ギリシャにルーツをもつ「ブルガリ」にも、受け継がれてきた精神だといえるでしょう。だからこそ、そのクリエイションはコレクションが発表されるたびに衝撃にも似た感動を与えてくれます。この最新ハイジュエリーコレクション「メディテラニア(地中海)」も例外ではありません。挑戦を楽しむメゾンのクリエイションに到達点はなく、新たなデザイン、新たな技巧が常に試され、そのクリエイションは終わりなき進化を続けていくのです。

東洋と地中海を結びつける鮮明なオレンジ色の宝石

15世紀、インドから中東を経て地中海諸国へ伝わったマンダリンオレンジ。その色を思わせることから、スペサルタイトガーネットのなかでも特に鮮明なものは「マンダリンガーネット」と呼ばれる。ネックレスの中心で煌(きら)めくガーネットは、その透明感を生かして八角形のステップカットに。さらに、ヴェネチア、ローマ、インド共通のシンボルである「ドーム」が、華麗なモチーフとなって連なり、デザイン を彩る。ネックレス[マンダリンガーネット15.95ct×ダイヤモンド計14.53ct×PG]参考価格¥58,080,000(ブルガリ ジャパン)

華やぎを極めたデザインに躍動感をもたらす魔法の色彩

グレコ・ローマン時代の均整を重んじる絢爛たるスタイルに、宝石の魔術師といわれる「ブルガリ」独自の色彩センスを融合させた、本コレクションの象徴的な作品。ネックレス中央のカラーストーン3石が、無難な美しさと一線を画す絶大なインパクトをもたらす。ネックレス[タンザナイト20.03ct×グリーントルマリン12.87ct×アクアマリン10.65ct×シトリン計8.39ct×マンダリンガーネット計43.78ct×ペリドット計17.81ct×ダイヤモンド計26.95ct×マザーオブパール×PG]参考価格¥137,280,000(ブルガリ ジャパン)

問い合わせ

ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

撮影/戸田嘉昭
※本記事は『和樂』2023年10,11月号の転載です

※文中のPTはプラチナ、YGはイエローゴールド、PGはピンクゴールド、ctはカラットを表します。
※価格は2023年9月時点のものです。
Share

福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)

おすすめの記事

ダイヤモンドウォッチの知的な華やぎを手元に。ハリー・ウィンストン「HW アヴェニュー」

福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)

ガブリエル・シャネルの人生から生まれた、永遠に色褪せないアイコンの魅力

福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)

心華やぐ調和の美。イタリアン・ハイジュエリーの伝統とモダニティが息づく「ダミアーニ」

PR 福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)

時の芸術家─ヴァシュロン・コンスタンタンのクラフトマンシップを体感するワークショップを開催!『和樂』読者限定イベントをレポート

PR 石川ともみ

人気記事ランキング

最新号紹介

12,1月号2024.11.01発売

愛しの「美仏」大解剖!

※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア