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Jewelry&Watch

2025.09.12

【BOUCHERON】2025 Carte Blanche Collection IMPERMANENCE [COMPOSITION N°5]

光から闇へ──移ろう自然の美をモダンに、詩情豊かに表現した 最新ハイジュエリーコレクション

年2回、「ブシュロン」が生み出す異なるコンセプトのハイジュエリーコレクションとは?

「ブシュロン」は年2回、1月と7月に異なるコンセプトのハイジュエリーコレクションを発表している。
1月に披露される「ヒストリー オブ スタイル」は、創業者フレデリック・ブシュロンが築いた伝統と167年にわたり受け継がれてきたサヴォアフェール(匠の技)に光を当てたコレクション。クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌが、アーカイブからひとつの作品または時代を選び出し、それを現代的な視点で再解釈することによって生み出されている。
そして7月には、宝飾界の慣習や不文律を覆してきた「カルト ブランシュ」コレクションを発表。フランス語で「白紙委任」を意味するコレクションはその名のとおり、クレール・ショワンヌが自由にテーマを選択し、すべての制約から解き放たれる、大胆かつ革新的なクリエイションとして名高い。
今年、「ブシュロン」はふたつのコレクションを通して〝自然〟を賛美。常に新境地を拓いてきたメゾンにふさわしい、想像をはるかに超える比類なき作品が発表された。

新作「カルト ブランシュ」コレクション──
「IMPERMANENCE」が描く、移ろいゆく自然の一瞬の美しさ

今年7月、「ブシュロン」はハイジュエリーコレクション「カルト ブランシュ」の最新作「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」を発表。それは、移ろいゆく一瞬の美しさ、儚さを意味する言葉であり、本コレクションは時の流れとともに変化する自然の本質に改めて目を向け、その尊さを見つめ直すために制作された。
2018年発表の「Fleur Éternelle(フルール エターナル)」で掲げた〝儚いものに永遠を与える〟というビジョンは、本作にも引き継がれている。着想源となったのは、日本文化に根ざす「生け花」と「侘び寂び」の思想。その創作は、自然の一瞬に宿る美を捉え、静けさのなかに息づく生命の輝きを永遠のものにする試みでもあった。
植物と昆虫から成る6つのコンポジションは、「光」を軸に構成されている。コレクションが始まるNo.6は最も明るく軽やかな光を宿し、その光は徐々に翳りを帯びて、最後のNo.1では深い暗闇のなかへ。光の変遷は誕生から終焉へ向かう自然の循環を象徴し、私たちに「儚い自然を守る」という意識を呼び起こさせる。
「自然の美しさが色褪せる前に、その一瞬を捉え、ハイジュエリー作品に閉じ込めたいと考えた」と語るクレール・ショワンヌは、延べ18,000時間以上におよぶ緻密な作業を経てコレクションを完成させた。
その22点で構成された6作品は、まさに装うことのできるアートピース! 素材、デザイン、技巧のすべてに、「カルト ブランシュ」の本質である自由と革新の精神が発揮されている。

COMPOSITION N°5

創業時より創作にインスピレーションを与えてきたメゾンと縁の深いアザミの野性的な美しさを称え、鋭くも繊細な花の力強さを忠実に再現。トゲ状の花冠は、バイオ由来樹脂を用いた高解像度3Dプリント技術によってつくられた。メゾンは「クチュールセッティング」というハイジュエリーには前例のない革新的な技法を開発。金属の骨組みをもたないアザミの小さな凹みに、800石以上ものゴールドの台座にセットされたダイヤモンドが縫い込まれた。ゴールド製の茎と葉、カブトムシには、ホワイトセラミックを滑らかにコーティング。葉の裏面には透かし彫りが施され、ダイヤモンドの輝きを際立たせる。まばゆい光を纏ったカブトムシが、究極の白い世界へと誘う。大きなアザミはブローチまたはクロスボディジュエリーに、小さなアザミはダブルフィンガーリングに、カブトムシはブローチになる。「コンポジション No.5」[アザミ、カブトムシ:ダイヤモンド×WG×バイオ由来樹脂×バイオ由来素材・花器:ホワイトコンポジット]予定価格¥188,760,000(ブシュロン)
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福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)


※文中のMOPはマザーオブパール、ALはアルミニウム、SVはシルバー、WGはホワイトゴールドを表します。
※本記事は『和樂』2025年10・11月号 の転載です。
※この特集での価格表記は、税込価格です。
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※『和樂』2026年4・5月号 美術展カレンダーに誤りがありました。P.224で紹介しました、福岡県・久留米市美術館で開催中の「美の新地平ー石橋財団アーティゾン美術館のいま」の入館料は、正しくは一般1,500円となります。お詫びして訂正いたします。
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