INTOJAPAN

MENU

ART

北斎とミュシャ、江戸っ子、パリのエレガントのヒミツ

好評発売中の2017年10・11月号では、葛飾北斎の傑作快作を、世界の巨匠たちと比較検証しています。

今回はミュシャの作品をご紹介。パリで生まれた世紀末モダンと北斎の共通点とは?

葛飾北斎 VS ミュシャ


19世紀末パリを席巻した芸術運動アールヌーヴォー。中でも、優美な女性のポスターで人気を博したのがミュシャでした。3次元の対象をあえて平面的に描くことでデザイン性を強調した画風には、浮世絵の影響が表れています。そんなミュシャの石版画と北斎の花鳥版画をくらべてみましょう。背景に花や植物をちりばめた豊かな装飾性、優美なS字ポーズの主役とそれを際立たせるグラフィカルな構図、曲線の多用。どちらにも、エレガントのヒミツが詰まっています。

アルフォンス・ミュシャ「連作<四つの花-百合>」

©akg-images/PPS通信社 舞台女優サラ・ベルナールの石版画ポスターで知られる、画家でグラフィックデザイナーのミュシャ。絵画だけでなく衣装やジュエリーのデザインも手がけた。本作はインテリアとして飾るためにつくられた4枚組み装飾パネルの1枚。

葛飾北斎「桜花に鷹図」

長大判一枚 /すみだ北斎美術館 止まり木の鷹を背面からとらえ、美しい肩羽や尾羽を強調した花鳥版画。色と構図に関して人並みはずれたセンスを持つ北斎の、ダイナミズムがよくわかる1枚だ。首を反り返らせた姿や満開の桜には、ミュシャにも負けない江戸っ子のエレガンスが感じられる。

そのほかの対決は本誌で!

北斎の対決相手は、ゴッホからルノワール、ピカソ、E.T.!?ご購入はこちらから!

最新の記事

海外でも大好評!「北斎切子」が数量限定で復刻

テーマは「秋」。酒井抱一、琳派作品、絵巻、蒔絵で感じる日本の季節。今週末オススメ美術展情報

「見ればわかる!」の超絶技巧に興奮必至!明治から現代まで、超絶技巧が大集結

坂東玉三郎さんプロデュース!丹後ちりめんの座布団、風呂敷が完成!

NEXT