源頼朝、光源氏、どちらがイケメン?「国宝」展開催記念、十番勝負!

源頼朝、光源氏、どちらがイケメン?「国宝」展開催記念、十番勝負!

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京都国立博物館に国宝が大集合!

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2017年10月3日(火)から、京都国立博物館で開催される「国宝」展。絵画や彫刻、書など、様々な分野の国宝約200点を、一堂に紹介する大規模な展覧会です。そんな国宝展に先立ち、和樂10・11月号では、「国宝展の歩き方 THE対決」と題し、国宝の十番勝負を開催。

今回はその中から、「日本美術史 2大イケメン対決」をお見せします!
イケメン対決

「空想のイケメン」と「実在のイケメン」勝つのはどっち!?

日本美術史上最大のイケメンといえば、世界最古の小説に登場する光源氏と、鎌倉時代の源頼朝です。肖像画のことを示す「似絵」という言葉は、12世紀中ごろから文献に現れますが、それより前に聖人や高僧以外の俗人を描いた肖像画はほとんどありませんでした。
DMA-5源氏物語絵巻・柏木三_大『源氏物語絵巻 柏木(三)』絵一面 紙本着色 21.9×48.1㎝ 12世紀・平安時代 徳川美術館

しかし物語の世界では、院政期12世紀の『源氏物語絵巻』に俗世に生きた貴族たちの様子が活写されていたのです。紫式部は、輝くばかりの美貌に恵まれた光源氏に心の闇を抱えさせ、数々の大人の恋を展開。引目鉤鼻のマンガのような光源氏の姿も、小説のおかげで究極のイケメンとして認識されました。けれど絵巻をよく観察すると、ほかの男性もみんな同じ顔じゃないですか!ええ、そうですとも。源氏の息子・薫も、柏木も朱雀院も引目鉤鼻でキマリ。これが、平安男子のお約束なのです。

スクリーンショット 2017-09-04 16.35.27

さて、鎌倉時代になると、禅宗における高僧の肖像を描いた「頂相」が発達を見せはじめ、俗人の似絵も精神性の表現にまで踏み込むようになりました。そんな似絵の最高峰が『伝源頼朝像』です。20年ほど前から、像主は足利直義ではないか、制作年も14世紀半ばではないかとの疑問も出されていますが、この完成度の高い像の主がだれであろうと、絵の力は揺るぎません。国宝展では神護寺の3像が23年ぶりに勢ぞろいします!
スクリーンショット 2017-09-04 17.11.59左より『伝源頼朝像』『伝平重盛像』『伝藤原光能像』三幅 絹本着色 143.0×112.8㎝(頼朝)143.0×112.2㎝(重盛)143.0×111.6㎝(光能) 13世紀・鎌倉時代 神護寺

勝敗はえんま様が判定

和樂10・11月号では、この他にも「キンキラ対決」、「夢の親子対決」、「カリスマ対決」など、和樂でしか見られない対決を行っています。その勝敗を決めるのはなんと、えんま様!こちらの特集は、本誌から切り離せるブックインブックになっているので、持ち歩くことも可能です。京都国立博物館「国宝」展のお供にいかがでしょうか?

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スクリーンショット 2017-08-25 17.12.04

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