国宝「義淵僧正坐像」を見に行こう!

国宝「義淵僧正坐像」を見に行こう!

目次

2018年5月6日まで、奈良国立博物館で開催中の名品展「珠玉の仏たち〈なら仏像館〉」。現在、国宝『義淵僧正坐像』を公開中です。

義淵僧正坐像義淵僧正坐像 国宝 8世紀 木心乾漆造 彩色 像高93.0cm 岡寺 大阪 展示期間:展示中(終了日は未定)

衝撃を覚える「誇張された容姿」

奈良県明日香村・岡寺の開祖とされる義淵僧正は、8世紀初頭の仏教界の指導者。本像はその肖像彫刻として同寺に伝わったものである。額、眉間、目尻などに深く刻まれた皺、大きく垂れ下がった目、胸元に浮き上がる肋骨など、特異な表現が目に飛び込む。老僧を写実的に捉えようとして、このような姿になったとも考えられるが、その過剰ともいえる誇張された表現から、本来は義淵の姿を写した像ではなく、理想化された修行僧を表す「聖僧文殊」あるいは「賓頭盧尊者」として造られたとする説もある。

◆ここで見られる!
奈良国立博物館 公式サイト

国宝「義淵僧正坐像」を見に行こう!
この記事をSNSでシェアする
この記事をSNSでシェアする