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2017.04.06

永青文庫で凛々しく勇壮な熊本城と細川家の歴史を辿る【2017年】

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熊本城-加藤清正と細川家-

2017年4月で熊本地震発生から1年。地震により大きく傷ついた熊本城は、加藤清正(かとうきよまさ)が築き、初代熊本藩主・細川忠利(ただとし)によって守り伝えられた城でした。
スクリーンショット 2017-04-05 12.58.25矢野三郎兵衛吉重筆 沢庵宗彭賛『細川忠利像』寛永18(1641)年 永青文庫蔵

この展覧会では、史料や絵図、古写真、美術工芸品等を通して、熊本城と細川家の歴史・文化を振り返ります。幕末から明治にかけて熊本城周辺の絵を数多く残した赤星閑意による(あかほしかんい)による『熊本城之図』では、勇壮な城の様子をうかがうことができますし、肥後細川藩の客分として熊本で5年間を過ごした宮本武蔵(みやもとむさし)ゆかりの絵画からは、当時の熊本の高い文化性を感じとることができます。復興への願いを胸に、永青文庫を訪れてみてはいかがでしょう。
P3_永青1赤星閑意『熊本城之図』明治時代(19世紀)永青文庫蔵

熊本城-加藤清正と細川家-

会期/開催中〜6月4日(日)
会場/永青文庫
住所/東京都文京区目白台1-1-1 地図
会館時間/10時〜16時半(入館は16時まで)
休館日/月曜日