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2018.02.01

「黒と金-狩野派の絵画-」根津美術館

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2018年2月12日まで、根津美術館で「黒と金-狩野派の絵画-」が開催中です。

狩野探幽狩野探幽「両帝図屏風」日本・江戸時代 寛文元(1661)年 根津美術館蔵

室町時代の京都に興った狩野派は、水墨の世界に新たなスタンダードをつくり出すとともに、やまと絵の彩色法を取り入れ、さらに屏風における金の存在感を強化しました。この展覧会では、「墨と金」という言葉に象徴される狩野派の絵画世界を紹介します。狩野元信の作と伝えられる「養蚕機織図屏風」の堅実な筆さばき、狩野探幽の「両帝図屏風」の格調高くも華麗な画面、狩野山雪の「梟鶏図」における機知とユーモア。コレクションから厳選された作品によって、狩野派の魅力を堪能できます。

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