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2018.04.05

「小磯良平と吉原治良」兵庫県立美術館

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2018年5月27日まで、兵庫県立美術館で「小磯良平と吉原治良」が開催中です。

兵庫県立美術館田中千代学園芦屋校アトリエ開き・寄せ書きに描く吉原とそれを見つめる小磯 1952年7月 写真提供:学校法人田中千代学園

東京美術学校を主席で卒業し、具象絵画の巨匠となった小磯良平と、ほぼ独学で技法を学び、抽象絵画のパイオニアとなった吉原治良。歩んだ道は、対照的なふたりですが、活躍していた時代は、戦前から戦後とほぼ同じ、活動場所も神戸・阪神間と共通しています。彼らの作品は一見まったく違ったもののようですが、よく見ると多くの類似性が。それぞれの作品を時代ごとに並置し、「対照性」と「類似性」を明らかにします。小磯良平の描く「自画像」と吉原治良の描く「黒い帽子の自画像」の共通点とは…。

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