2018年9月9日まで、芦屋市立美術博物館で「チャペック兄弟と子どもの世界」が開催中です。
チェコの芸術家兄弟による笑顔あふれる作品の数々
チェコの作家、カレル・チャペックと、「長い長いお医者さんの話」などの挿絵を描いた造形作家として活躍する兄のヨゼフ・チャペック。日本でもファンの多いチャペック兄弟の幅広い作品から、チェコの優れた子供のための芸術を紹介します。
ヨゼフ・チャペック「こいぬとこねこは愉快な仲間」インク、水彩、クレヨン、紙 1929年 スロヴァキア国立美術館蔵
新聞の日曜版で兄弟が担当していた児童向けの付録の文章をもとにして生まれたヨゼフの「こいぬとこねこは愉快な仲間」とカレルの「ダーシェンカ、または子犬の生活」は、世界中で愛されています。子供という無垢な存在を通して、美しさと驚きを発見してください。
ヨゼフ・チャペック「花を持つ少女」油彩・カンヴァス 1934年 個人蔵、プラハ