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2019.05.28

本音トーク炸裂! おかざき真里×橋本麻里の「空海」徹底放談会【トークイベント参加レポート】

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2019年の春、最も注目を集めている美術展の1つが東京国立博物館で6月2日(日)まで開催中の特別展「東寺-空海と仏像曼荼羅」です。東寺の講堂には、「立体曼荼羅(りったいまんだら)」として有名な21体の仏像が安置されていますが、そのうち、史上最大となる15体が東京国立博物館・平成館に集結。360度型展示で普段観られない角度から鑑賞できたり、屈指のイケメン仏像「帝釈天騎象像(たいしゃくてんきぞうぞう)」が撮影OKということもあって、連日大混雑となっています。

また、もう1つ注目したいのが東洋館・地下1Fの「TNM&TOPPANミュージアムシアター」でライブ上演されているVR『空海 祈りの形』です。こちらは最新鋭のCG技術を使って、東寺の講堂内を精密に再現。講堂内に安置された21体の仏像全てをハイクオリティなVR映像で堪能できるプログラムです。

さて、展覧会が最高潮に盛り上がる中、5月17日夜、シアター内で「空海」徹底放談会というトークイベントが開催されました。(主催:凸版印刷株式会社 協力:株式会社小学館)登壇したのは、空海の伝記マンガ「阿・吽」の作者おかざき真里さんと、美術ライターの橋本麻里さん

約90分にわたって開催された対談は、「空海」の生涯や東寺「立体曼荼羅」について、お二人のディープな知識と思い入れたっぷりな鋭い本音が炸裂した、抱腹絶倒なトーク内容となりました。そこで、今回は惜しくもイベントに参加できなかった方にも概要がわかるよう、トーク内容を振り返ってみたいと思います!

トークの主役、2人の”まり”を紹介

対談の主役の「Wマリ」さんは、実は数年前からの知り合いなのです。講演会形式での対談も今回が2回目でした。2018年の元旦にはおかざき家に橋本さんがおせちを食べに来たというエピソードがあるほど、仲の良いお二人。トークの息もぴったりあっていました。ちなみに、橋本さん曰くここに「ヤマザキマリ」さんが加われば「3マリになるね」とのこと。

トーク本編のレポートに入る前に、まずは簡単に登壇者をご紹介します。

マンガ「阿・吽」作者・おかざき真里氏

現在「月刊!スピリッツ」で空海・最澄の2人を主人公としたマンガ「阿・吽」が好評連載中のおかざき真里さん。特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」(2018)特別展「東寺-空海と仏像曼荼羅」(2019)など、東京国立博物館で開催された空海に関連する特別展でのオリジナルグッズ制作も手がけています。

こちらは、現在開催中の特別展「東寺-空海と仏像曼荼羅」で好評発売中のオリジナルA4クリアファイル。メタリックな色合いが素晴らしく、筆者も展覧会初日に2セット即買いしました。

美術ライター・橋本麻里氏

トークイベント冒頭では、「日本美術に精通したライター」と控えめに紹介されていましたが、かなり前からライターのお仕事にとどまらず各方面で活動の幅を広げ大活躍中。何冊も著作を執筆・監修されている他、テレビや講演会への出演、展覧会の監修など幅広く手がけられています。一方、Twitterでも6万人以上のフォロワーを抱え、日本美術だけでなく社会系からサブカル系まで幅広い守備範囲を持ち、ネット上で影響力があるインフルエンサーでもあります。さらに、細川家の家宝を中心に日本美術のコレクションを多数収蔵する永青文庫の副館長も務められています。

抱腹絶倒のトークイベント。特に印象的だった点を順番に紹介します!

さてトークイベントは、以下の2部構成で進行。

・第1部:『阿・吽』で見る天才 空海の生き様
・第2部:空海が辿りついた集大成 立体曼荼羅とは

第1部は、マンガ「阿・吽」を題材に、制作秘話やこぼれ話なども交えながらおかざきさんメインで進行しつつ、後半の第2部に入ると橋本さんが絶好調に。なめらかな語りで橋本さんメインで『空海 祈りの形』のVR動画を使って東寺の立体曼荼羅についての詳しい解説が聞けました。とにかくイベント中ほぼノンストップでお二人がハイテンションで喋り続けるという展開で、本音トークあり、女子トークありで非常に濃厚な90分でした。その中から、特に印象に残ったポイントをいくつか紹介したいと思います。

ポイント1:空海は稀代の自己演出家だった?!

仏教史に残る高僧、名僧は数多くいますが、なぜ空海が没後1000年以上経過した今でもこれほど注目され続ける存在でいるのか不思議に思いませんか? たとえば空海のライバルで、天台宗を開いた最澄は空海と同じくらい重要な業績を残していますが、空海に比べるとやや地味な感じがしますよね。

そこで、おかざきさんはマンガ「阿・吽」を描く中で、空海の「自己演出力」の上手さに着目。ぜひ、空海が書いた「文字」そのものをしっかりと見てほしい! とおすすめされていました。

おかざきさんの分析によると、空海の文章は、非常にドライであるとのこと。第3者が見ても、スキがない冷静な書きぶりが目立つのだとか。これに対して、感情的な手紙を多く残している最澄とは対照的なのだそうです。

そのかわり、空海は文章の中身ではなく、文体や表現に工夫を重ね、最大限演出を加えて相手を魅了したのでした。

たとえば、5月19日まで「東寺展」に出展された空海が最澄に当てた3通の手紙・国宝「風信帖(ふうしんじょう)」の書き出しをみてみましょう。

冒頭には、「風信雲書自天翔臨・・・」とあります。現代語訳してみると「風のような、雲のようなあなたからのお手紙、天から舞い降りるが如くに私に届きましたが・・・」という感じ。

・・・。

もう、単なる手紙を書くだけなのに、いきなり大仰な表現になっていますよね。筆者も展覧会で冒頭の文章を見て「なんだこりゃ?」と思わず笑ってしまいました。

しかも、1文字目の「風」は楷書体なのに、そのあとの「信」や「雲」は草書体になっていたりと、当時の慣習にとらわれず自由に表現しているのです。明らかに第3者に「見られる」ことを意識した演出が加えられていますよね。「文字は人なり」とする中国の価値感、美意識は、正倉院にかつて王羲之(おうぎし)の書が残されていたことからもわかるとおり、既に日本へももたらされており、空海も「文字」を自己表現の手段として、最大限に利用したのです。そんな「文字」に人一番こだわり、デザインも含めていかにカッコよく演出するか気を使ったのが空海でした。こういった、詩的な文章や、自由に書き綴った美しい文字のおかげで、後世の人々は空海が最澄に宛てた一連の手紙の中に単なる「私信」を超えた何かを見出して、「鑑賞」対象として大切に守り抜いてきたのです。

おかざきさん自身も、非常に空海の「文字」に思い入れが深いそうです。実際、マンガ「阿・吽」の中でも空海の読経する姿や手紙を紹介する時、コマ割りに「漢字」を描きこむ独特の表現を好んで何度も使用されています。ぜひ注目して読んでみて下さいね。

また、橋本さんはなぜ空海が東寺・講堂に「立体曼荼羅」をつくりあげたのか、その理由をわかりやすく解説してくれました。

824年、嵯峨天皇から東寺の別当に任命されると、空海は東寺の講堂に、複数の仏像群から成る「立体曼荼羅」を構想します。空海が唐から持ち帰った密教は、南都の僧侶たちが学んできた精緻な経典の読解とは異なる、「言葉では容易にたどり着けない深奥の教え」でした。そのため、絵画や仏像など視覚的な造形物を通した直観的な理解が重視されたのです。仏の真理を絵画として表現したものが両界曼荼羅であり、仏像を用いて三次元空間に展開されたのが「立体曼荼羅」なのです。

確かに、筆者も東寺展で15体の仏像展示を見た時、まずその荘厳さに満ちた濃密な展示空間に圧倒されました。これぞビジュアルの力。時代や言語が違っていても、こうして迫力満点の立体造形物で一気に見せられると、空海が見せようと意図した密教世界に少しだけでも近づけた気分になれますよね。

ポイント2:「阿・吽」前半のハイライト「室戸岬」での悟りを開く空海

今回の放談会ではマンガ「阿・吽」執筆時のエピソードがてんこ盛りでした。おかざき真里さんのファンにはたまらない内容だったのではないかと思います。

中でも1番印象に残ったのが、空海が室戸岬の先端の洞窟で1人座禅を組んで瞑想していた時、初めて悟りをひらくシーンを手がけた時の制作秘話です。この「室戸岬の洞窟シーン」は、空海の伝記モノでは必ず描かれる最重要エピソードのひとつなのですが、その描き方って結構難しいと思うんです。

例えば、1984年に若き日の北大路欣也が主演・空海を務めた実写映画「空海」では、座って瞑想を続け、悟りに到達しようとする北大路欣也に北極星から強烈な光が差し込んで、巨大な効果音とともに北大路が光に包まれる演出がなされていたりします。(※CGもない時代、特撮技術などを駆使して相当頑張って演出しているのですが、さすがに今見るとツッコミたくなる衝動を抑えるのが難しいクオリティです/笑)

では、この難しいシーンをおかざきさんはどう描いたのでしょうか?

おかざきさんは、ここで海の中の巨大な「魚」と格闘するシーンとして描きました。「なぜ魚なのかな?」とずっと謎だったのですが、この日のトークイベントでその理由が判明。実はこの「魚」はおかざきさんにとって最も強い恐怖の象徴として描かれたのだそうです。幼い時、溺れて怖い目にあった恐怖体験から、水の中に生息する「魚」が「こわいもの」の象徴となったのですね。これを聞いて改めて読み返してみましたが、修行のクライマックスとして心の内面でもっとも強く厳しい試練と対決し、これに打ち勝つことで悟りを得るというプロセスが見事に表現されていました。

ちなみに、おかざきさんは室戸岬にも実際に足を運んで現地の雰囲気を味わってみたのだそうです。すると、岩も山も風も海も太陽も全部そこにあって、まさに絶景が広がっていました。これには、普段スピリチュアルな世界をあまり信じていないおかざきさんでも、ぐぐっと心を持っていかれそうになったとのこと。そして、ふと我に帰ってこの絶景の後ろを振り返ってみると、ちゃんとそこには「星野リゾート」の高級ホテルが建っていたのだとか(笑)やるな星野リゾート!

ポイント3:なぜ空海は高野山に信仰の本拠地を置いたのか


引用:Wikipediaより

日本史の授業でも、「最澄は比叡山に延暦寺(えんりゃくじ)を開き、空海は高野山に金剛峯寺(こんごうぶじ)を開いた・・・」みたいなものを暗記させられますよね? でも、なぜ空海は高野山を選んだのでしょう? 高野山って京都や大阪から結構距離ありますよね。なぜもっと比叡山みたいに都に近いところを選ばなかったのか不思議に感じませんか?

しかし、今回のトークイベントでのおかざきさんの推理に非常に納得がいきました。

前職・広告代理店時代から、徹底した取材、リサーチを欠かさないおかざきさん。文献を深く読み込むだけでなく、高野山にも何度も足を運んでいるそうです。そこで、おかざきさんは、高野山の見晴らしの良い頂上付近から下界をぐるりと見回した時、「実はここ、空海にとってぴったりの拠点だったんじゃないか」と気づいたのだそうです。


引用:Wikipediaより

空海が活躍した9世紀当時、人々が長距離を移動する時に1番活用していたのは、陸路よりも川や海づたいの「水運」でした。高野山の麓には、「紀の川」という一級河川が流れており、その上流には空海が若き日に山岳修行に励んだ、彼のルーツである南都仏教の根拠地・吉野があるわけです。今でこそダムができた影響で水量が減少した紀の川も、平安時代にはもっと立派な大河で、重要な水路として活用されていたはずです。

その一方で、別方向には彼が悟りを開いた室戸岬がある四国まで見渡すことができます。また、山ひとつ超えると京都も見えてくる・・・といったように、高野山は、空海自身が考える「重要拠点」に対して等距離にあるという意味で、彼にとってベストな場所だったのではないかという推理が成立つのです。す、鋭い! 極限までリサーチを重ねた上で、しっかり現地取材を重ね、想像力を働かせて作画する漫画家・おかざき真里さんならではの深い推理力に脱帽でした。

ポイント4:VR『空海 祈りの形』のとっておきの見どころとは?

さて、第2部になると攻守は逆転して、橋本さんがトークを引っ張る形に。日曜美術館などで見る橋本さんの学者然とした落ち着いた語り口とは違い、この日はマシンガンのような流れる口調に。Wマリ効果もあって、ハイテンションな女子力全開トークまで聞けて本当に面白かったです。

後半冒頭では、VR作品『空海 祈りの形』の意外な見どころについての解説がありました。

まず、東寺展では観られない仏像に要注目です。今回の東寺展では、当時・講堂の立体曼荼羅を構成する全21体の中で、大日如来や不動明王、梵天など6体については観ることができません。しかし『空海 祈りの形』では講堂内の全21体をオリジナルの伽藍配置で360度完全再現しているので、今回未出展の6体についてもしっかり鑑賞することができるのです。

また、東寺・講堂はかなり横長の長方形をしており、たとえば全体像を撮影するなら本当に限られたポイントしかないのですが、このVRコンテンツでは、視点の切り取り方は自由自在。オペレーターさんが手元のコントローラーで操作すると、講堂拝観時には絶対見ることができない「別角度」から正伽藍配置の立体曼荼羅を鑑賞することができるのです。実際にトークイベントで、やってみたところ、センターに鎮座する大日如来(だいにちりょらい)の後背部の真後ろまで回り込むこともできました。凸版印刷の技術力恐るべし・・・。


VR作品『空海 祈りの形』 監修:東京国立博物館、真言宗総本山教王護国寺(東寺)制作:凸版印刷株式会社

おかざきさんは、『空海 祈りの形』ではVRならではの視点を味わってほしいといいます。

それは、VRで1体1体観ることで、仏像の「造り手」の視点に立って仏像を鑑賞できるのではないかということ。普段私達が講堂で拝観する時は、固定位置に置かれた仏像群を「いのりの形」としてひとかたまりで見るような形に自然と誘導されますよね。もちろんそれが正しい見方ではあるのですが、こうしてVRで1体1体バラして見ていくと、まるで仏師が出来栄えを最終チェックするがごとく、通常の拝観時とは違う心持ちで立体曼荼羅が見られるのが面白いですよね。確かに、VRだと近くまで寄った時、仏像の目に仕込まれている「玉眼」までちゃんと見えちゃいますからね。講堂では見えなかったミクロな部分を観察しながら、名も無き平安仏師の気持ちになって鑑賞するのも面白いかも知れません。

ポイント5:「東寺」について知っておくと鑑賞がはかどる豆知識とは?

最後に、橋本さんは東寺展がもっと面白くなる、意外な豆知識をいくつか披露してくれました。たとえば、講堂の立体曼荼羅を見る時、それぞれ仏像の「尊格」に注目してみるだけで、ぐっと面白くなってきます。図の通り、21体の仏像は、「如来」「菩薩(ぼさつ)」「明王(みょうおう)」「天」と4つのグループに分けて分類することができます。

まず仏様といっても、悟りを開いた至高の存在は「如来」グループだけ。だからセンターにいるわけですね。そして、「菩薩」は悟って「如来」になるための修行中の身分。続く「明王」は、「如来」が変身した仮の姿です。密教オリジナルの尊格で、他宗派では登場しません。彼らが怖い顔をしているのは、威迫によってしか導くことのできない者を、仏教に帰依させるためなのです。そしてサイドにいる「四天王」は如来や菩薩を守るガードマン。橋本さんいわく「SPみたいなもの」。その証拠に、彼らはインドの武器をモデルにした、煩悩を打ち砕くための法具を持っていますよね。仏像にもさまざまな種類がありますが、このシンプルな4つの「尊格」=階級を覚えておくと、鑑賞がはかどりますよ、とのことでした。

さらに、この東寺の講堂内の「立体曼荼羅」は、意外にも1965年までは全部「秘仏」として扱われ、一般公開されていなかったのだそうです。こうした例は他にもあり、藤原頼通(道長の長男)が、別荘だった「宇治殿」を改築して寺にあらためた平等院も、本来阿弥陀堂(鳳凰堂)の内部に、僧侶以外の一般人が立ち入ることはありませんでした。阿弥陀堂はいわば大型の「厨子(ずし)」で、その内部は仏の世界だからです。礼拝は池を挟んだ対岸の遙拝所から行っていたといいます。我々はいい時代に生きているわけですよね。

橋本さんが最後に挙げてくれた意外な注目点は、「立体曼荼羅」の仏像群と鎌倉時代の運慶・快慶ら慶派仏師の造った仏像との意外な共通点です。興福寺や東大寺など、奈良周辺の有力寺社を本拠地にしていた慶派仏師たちは、そのキャリアの中で東寺の講堂内の仏像群の修理も手がけていました。一般的に、慶派仏師たちは奈良時代、飛鳥時代に造られた古代の仏像に学んで新しい作風を切り開いたとされますが、同じくらい東寺の明王像や四天王像などからも影響を受けていますよ、とのこと。そういえば、よーく考えたらかなり似てるかも・・・あとで2017年の「運慶展」の図録を見返してみようと思います。

絶妙なかけあいで笑いも学びも充実した最高の「放談会」でした!

SNS上で絶大な人気を誇るインフルエンサーでもある2人の「まり」さんが対談することもあり、トークイベントのチケットは発売後わずか5分で売り切れました。まさにプラチナチケットとなった今回のトークイベント。「放談会」と銘打たれた通りカジュアルなかけあいの中、ファン向けの濃い内容から、東寺展を観るために役立つ知識、深い見識に基づいたオリジナルの考察まで、しっかりと学ぶことができました。

おかざきさんが大正大学名誉教授・福田亮成氏のことばを引用して、最後にこんなふうに締めくくっていたのが非常に印象的でした。「空海は感動だけが人の心を唯一動かすことをわかっていたんです。自己演出能力が高かった空海ですが、彼がやろうとしていた全ての行動は、人を感動させるためだったんです。人は感動することで、はじめて物事が動いて、心が動いて仏教への理解が進む。そういう感動の流れをつくろうとしていたのではないでしょうか。」

「風信帖」「三十帖冊子」など美しい書跡の数々や唐から持ち帰った貴重な文物や美術品、そして東寺・講堂にライフワークとして遺してくれた立体曼荼羅。それらは空海の狙い通り1000年後の世界に生きる我々をも感動させ続けています。そんな稀代のエンターテイナー・空海の新たな魅力をたっぷりと紹介してくれた今回の「空海」徹底放談会。本当に素晴らしいトークイベントでした!

イベント画像提供:凸版印刷株式会社

関連情報

VR作品『空海 祈りの形』の紹介

場所 東京国立博物館東洋館地下1階 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター
期間 上演中~6月30日(日)
上演日時
<水・木・金>
12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
<土・日・祝・休日>
11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
※特別展期間中(3/26~6/2)の金・土は17:00、18:00追加上演
※所要時間約35分、各回定員90名
鑑賞料金 高校生以上:500円 中学生・小学生:300円
※特別展「東寺」のチケット提示で100円引き
※総合文化展当日券とセット購入で一般1000円/大学生800円
シアター公式Webサイト

特別展「東寺」

▼展覧会情報
展覧会名 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」
会場 東京国立博物館・平成館
会期 2019年3月26日(火)~6月2日(日)
特設サイト

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東寺1200年の歩み。新都・平安京の国営寺院から空海による密教を伝える根本道場へ

書いた人

サラリーマン生活に疲れ、40歳で突如会社を退職。日々の始末書提出で鍛えた長文作成能力を活かし、ブログ一本で生活をしてみようと思い立って3年。主夫業をこなす傍ら、美術館・博物館の面白さにハマり、子供と共に全国の展覧会に出没しては10000字オーバーの長文まとめ記事を嬉々として書き散らしている。