Craft
2018.12.11

ipadより軽い「野点セット」 初めての抹茶におすすめの理由は?

この記事を書いた人

持ち運びに便利な和樂オリジナルの「野点セット」をご紹介。通販でご購入いただけます。

野点セットとは?

公園や旅先で抹茶を楽しみたい。そんな願いを叶える「野点セット」は、和樂オリジナルの商品です。野外はもちろん、室内でもカジュアルなお茶会を気軽に楽しめるのが特徴。今回は、その内容や便利さをご紹介していきます! 記事最後では、茶人・近藤俊太郎さんに実際に使用していただいた動画も公開。ぜひ、最後までチェックしてみてください!

初めてのお茶にぴったりな野点セット、その内容

初心者茶道具

野点セットには、以下9点の道具が入っています!

1.喜多方漆椀
2.茶椀巾着
3.茶筅
4.茶筅筒
5.茶杓
6.茶杓入れ
7.ナツメ缶
8.ナツメ巾着
9.あずま袋

抹茶を点てるために必要な最低限の道具が揃っているので、これからお茶をはじめたい人にはとっておき。お茶道具、何から買えばいいんだろう…とお悩み中の方におすすめです。

あずま袋や茶椀巾着などの布ものは、すべて“会津木綿”を使用。手がけているのは、福島県で活動をしているものづくりプロジェクト「IIE Lab.」です。400年にわたり会津の土地で愛され続けてきた“会津木綿”が再生するまでの物語は、下記記事で!

初心者茶道具
暮らしにそっと寄り添う手仕事の布「会津木綿」。感動の再生物語

総重量なんと318g! どこでも持ち運べる軽さが嬉しい

軽くてお手入れも楽チン。とにかく便利が魅力の「野点セット」。それって本当なの? の疑問を解決すべく、編集部で徹底検証しました!

野点セット、1番の注目ポイントはその軽さ

上でご紹介した道具8点をあずま袋に収納して、その重さを測ってみると…

初心者茶道具

なんと318g!!!(※個体差あります)

10.5インチのipad proの重さが約500gだったので、ipadよりも軽々と持ち運べるということになります!!

その軽さの秘密は、“漆”の茶椀。陶器の茶碗に比べると格段に軽く、割れる心配もないので過度な梱包も不要! 手軽に持ち運べるのです。

初心者茶道具

「野点セット」の茶椀に使用している漆は、会津木綿と同地域で生産されている“喜多方漆器”。喜多方市内の小学校で給食の器としても使われています。大量の給食器を洗うための大型食洗機にも耐えられる強度なので、もちろん、自宅でじゃばじゃばと水洗い可能。多少の衝撃で壊れる心配もありません。

スタッフが実際に野点セットを使ってみました!

2018年3月に発売された「野点セット」。和樂本誌やweb版 INTOJAPANなどで、詳細はいろいろと掲載してきましたが、商品単体の写真だけだと、使っているイメージがわきにくいですよね。ということで、新人スタッフのとま子さんに、実際に野点セットに触れてもらいました。スタッフが手にしている姿は今回が初公開です!

初心者茶道具▲あずま袋を開けていきます! ドキドキ…

初心者茶道具▲中身はこんな感じ。(※懐紙とお菓子はセット内容に含まれません)

初心者茶道具▲あれ、茶杓がない…

初心者茶道具▲ランチョマットの内側にポッケが! そこに茶杓が収納されているのです

初心者茶道具▲じゃーん! 並べてみると、会津木綿の縞模様の可愛さが際立ちますね。

さて、ここから実際にお茶を点てていきましょう! といきたいところなのですが、なんととま子さんはお茶初心者。そこで、2018年和樂12・1月号にご登場いただいた茶人・近藤俊太郎さんに、実際に使ってみていただきました。その様子は、動画でお届けします!

野点セット 〜おまけ〜

近藤さんの動画を見て、抹茶を点ててみたくなったお茶初心者のとま子さん。和樂のアイドル、招きひよこちゃんとフォーチュンキャットに見守られながら、はじめてのお茶体験です!

初心者茶道具

・お茶、お湯の量は?
・茶碗はどう押さえるの?
・茶筅の持ち方、振るスピードは?
・茶筅はどれくらいの高さで振るの?
・どうなったら完成?

結果! 実際にやってみると、わからないことが多い…ということで次回は、「はじめての茶の湯入門」をお届けします。茶人・近藤俊太郎さんを講師にお迎えし、お茶菓子の選び方から抹茶の点て方まで。近日中に公開予定です! お楽しみに。

和樂謹製 会津木綿の野点セット
価格:42,984円(税込・送料無料)
メーカー:IIE Lab.
ご購入はこちらから!

「アバンギャルド茶会」主宰者・近藤俊太郎さん

初心者茶道具IT事業に携わる一方で、かしこまらず茶道に触れられる活動の場「茶団法人アバンギャルド茶会」を立ち上げる。百貨店、ギャラリーなどでの企画展プロデュースも。

書いた人

1994年生まれのさそり座の女。地元・北千住を愛す。大学在学中、和樂編集部で3年間アルバイトをする。就活に挫折していたところ、編集長に捕獲される。好きになるものの偏りが激しいことが悩み。最近心に響いたコトバは「お酒は嗜好品ではなく必需品」。アルコールは正義だと思っている