「棺のイメージは?」そう聞かれてどんなものを想像するでしょうか。「亡くなった方が入る白い箱」「棺について考えたことはない」そんな方が多いかと思います。和樂webでは、広島の棺メーカー・共栄と協力し、『棺の多様化』を目指しています。自分や亡くなった大切な方が最期に入る部屋が棺。その選択肢が増えれば、お別れのカタチも変わってくるかもしれません。
「棺の多様化」に向けて
和樂webと共栄で製作したオリジナルの棺第1弾は、「穏やかな最期」をテーマとした棺「青海波(せいがいは)」。素材に上質な桐や和紙、正絹ちりめんを採用し、最上の棺を完成させました。
今回ご紹介するのは、オリジナル棺第2弾となる「北斎デニム棺」。デニム生地に浮世絵師・葛飾北斎の作品をプリントした、棺の概念を覆す他にはないデザインになりました。
「北斎デニム棺」は2種類展開。それぞれに込めた思いと、棺の詳細をご紹介します。
THE GREAT WAVE「波に抱かれて」
「浮世絵」と聞いて多くの方が想像するのが、「波」が印象的な葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」ではないでしょうか。
この「神奈川沖浪裏」をデニム生地に大胆にデザインし棺に巻いたのが、オリジナル棺第2弾の一つ目である「波に抱かれて」です。棺の側面から蓋にかけてデザインされおり、まるで波に包まれているよう。
海が好き、デニムが好き、浮世絵が好き。そんな方がこの棺に入れば、故人らしい最期を迎えることができそうです。
Happy Ending「笑棺」
とにかく「笑う」ということにこだわった棺をつくりたい。そんな思いで製作したのが「笑棺(えみかん)」です。
葛飾北斎の絵手本「北斎漫画」のなかに、おじさんの変顔を描いたページがあります。今回はその作品のおじさんの表情を丸く切り取り、棺に巻くデニムに複数配置。遠くから見るとドット柄のようにも見える、ポップなデザインに仕上がりました。
お別れの儀式である葬儀は、悲しいというイメージが強いですが、葬儀=涙ではないカタチもあっていいのではないか。最期は笑顔で送りたい、送られたい。この棺には和樂webと共栄のそんなメッセージが込められています。
枕やお布団もデニム!
実は「北斎デニム棺」は、外装のデザインだけでなく内装もこだわっています。通常棺の内装はツルツルのサテン生地で製作されることが多いそうですが、「北斎デニム棺」はホワイトデニムを使用しています。
北斎デニム棺が気になる方は!
「青海波」「北斎デニム棺」などの棺を製作してくださたったのは、広島の棺メーカー・共栄。それぞれの葬儀のスタイルに合う、個性豊かな棺の提案をしています。社員のみなさんは、とにかく明るくエネルギッシュ! 「北斎デニム棺が気になる!」「棺について聞いてみたい!」そんな方はぜひお問い合わせください。
◆お問い合わせ
TEL 0847-57-8001
共栄 公式サイト
共栄ってどんな会社? 「北斎デニム棺」の製作秘話を知りたい! という方は共栄のnoteをのぞいてみてください! 共栄の社長・栗原正宗さんが熱量たっぷりの記事を日々更新されています。棺メーカーのイメージがガラリと変わるかも。