2020年7月、東京都美術館で大型浮世絵展が開催されます。世界中の人々が日本に集まるこの時期、選りすぐりの名品約400点が上野に大集結!
江戸時代の庶民の生活や文化を伝えてくれる“浮世絵”。現代の私たちが見てもとってもポップで面白く、魅了される人も続出! 和樂では、そんな浮世絵ブームを盛り上げるべく、さまざまな商品を開発中。
そんななか、今回もできました。「粋」な商品が!
その名も〜〜〜「浮世絵シャツ」!
「自分が浮世絵の登場人物になれたらいいのに」そんな発想から生まれた、和樂オリジナルアイテムです。モチーフは写楽の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」と、歌麿の「ポッピンを吹く女」。
着物のみを取り入れデザインしたという大胆さ。人が着ることで大首絵が完成するというなんともウィットの利いた商品です!
浮世絵を着る! 斬新なシャツの登場です
浮世絵シャツ「だれでも写楽」メンズ
価格:11,000+税
浮世絵シャツ メンズ「だれでも写楽」
浮世絵シャツ「だれでも歌麿」レディース
価格:11,000+税
浮世絵シャツ レディース「だれでも歌麿」
こだわりポイント!
そでの脇の下にマチを入れることで、腕が動きやすくなっている。ストレスフリーな着心地!
襟の後ろ側も着物風に。実際に身につけると、襟を抜いて着ているかのような印象に…!
レディースのみ、スリット入りのフレアそでにデザイン。軽やかな女性らしさが加わりました!
職人の手ワザが光る凝った仕立て
シャツの原型は、静岡・焼津の漁師が仕事着として愛用していた「魚河岸シャツ」。肌触りがよく、吸湿、吸汗、速乾性に優れた、てぬぐい生地でつくられたシャツですが、近年は若者のおしゃれアイテムへと発展。さらに今回はそれを、和樂流にアレンジしました!
てぬぐい生地は、特殊なのりで防染し、重ねた生地の上に染料を注いで柄を出す“注染”という日本の伝統的な染色技術で生地を染め上げ、パターンも着物風の凝った仕立てに。
国内屈指のクチュリエ(高級注文服のデザイナー)・服部幸之助さんによる立体感のあるパターンも、実際にそでを通すと、和の雰囲気なのがわかります。通気性がよく、汗をよく吸収してくれる綿素材なので、特に夏には大活躍しそうな逸品です!
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-和樂2019年・2020年 12月・1月号より-
文/湯口かおり
撮影/小池紀行(パイルドライバー)