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歩くだけで楽しい温泉街! 365日湯けむりの町、別府・鉄輪温泉へ

源泉数2500か所以上、湧出量は毎分8万7616ℓ(どのくらい多いのか想像つきません!)と、いずれも日本一の温泉地、別府。今回ご紹介するのは、懐かしい昭和感がただよう別府の鉄輪温泉(かんなわおんせん)です。

鉄輪温泉の町をまるごと満喫しましょう。

鶴見岳と別府湾の間に、別府、明礬(みょうばん)、亀川(かめがわ)、柴石(しばせき)、鉄輪、堀田(ほりた)、観海寺(かんかいじ)、浜脇と8つの温泉街があり、これを別府八湯と呼びます。大分県内の源泉数と湧出量の多くをこの別府八湯が占め、11種類しかない泉質のうち10種類があるという別府は、「泉都(せんと)」と呼ばれるのも納得の温泉天国! その別府八湯のなかでも、温泉街風情を存分に楽しめるのが鉄輪温泉なのです。

別府鉄輪はほとんどの源泉温度が90度を超えるため、湧出口や煙突からだけでなく道路の排水溝からも365日24時間、濃い湯煙が立ち上る。

8世紀の初めに編纂された「伊予国風土記(いよのくにふどき)」には少彦名命(すくなひこなのみこと)の病を別府の湯が癒やしたとあり、鎌倉時代には武将大友頼泰(おおともよりやす)が別府や鉄輪に療養所をつくったとの記録も。ここ鉄輪温泉は、鎌倉時代の僧侶一遍上人(いっぺんしょうにん)の開湯と伝わり、町のあちこちで一遍さんが見守ってくれています。

別府昭和レトロに欠かせないのはこんな景色!

いでゆ坂からみゆき坂へと続く目抜き通りを中心にしたこの温泉街は、ぶらぶら歩くのにほどよいサイズ。小径(こみち)や石段が複雑に入り組む迷路のような町歩きを楽しみ、おやつに卵やお芋の地獄蒸しを頰張ったり、明治に創業した旅館の木造建築を利用したカフェでひと休みも気持ちいい。途中で近所の住民が管理する共同浴場、通称「ジモセン」でひと風呂なんていうのも、鉄輪温泉の楽しみ方です。

別府鉄輪名物の“地獄蒸し”。豊後水道や瀬戸内の海の幸、くじゅう連山や高原が育む大地の恵みを、塩分を含んでいる鉄輪の湯の熱を利用して蒸せば、ほんのり塩気が効いておいしい!

そして、ぶらぶら歩きに名物“地獄めぐり”まで堪能すれば、鉄輪でしか体験できない温泉旅の上がりです。

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鉄輪から亀川にかけて点在する、温泉の噴出口(=地獄)を見学する“地獄めぐり”。南国イメージの「海」、熱泥がボコボコと湧き出る「鬼石坊主」、湯気まで赤い「血の池」など、特徴が激しく異なる7つの地獄を順に堪能したら、あっというまに4時間。

鉄輪温泉ぶらぶらフォトギャラリー

別府地面は常に暖められているので、町全体がほんのり暖か。猫も気持ちよさそう。

別府住所が“風呂本”だなんてぐっとくる!

別府特産の竹を利用した、高温の源泉を冷ます装置「湯雨竹」。

別府地獄めぐり名物は、親指サイズの温泉まんじゅう。

別府家族4人で4室を切り盛りする宿「萬力屋」。

別府竹製品や、国東半島だけで栽培される七島イ(しっとうい)などの工芸品も。

別府別府のイメージによく使われるのが鉄輪の町、そしてこの別府湾を望む景観。

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