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別府八湯の1つ、鉄輪温泉。湯煙立ちのぼる町のぶらぶら散策ガイド

個性豊かな別府八湯のなかで、最も温泉街風情が楽しめる鉄輪温泉は、町を俯瞰できる高台があったり、迷路のような小径が続いたり。町のサイズがぶらぶら歩きにちょうどよく、居心地のいい喫茶店もおいしいコーヒーも、素敵な工芸品も…と、派手さはないけれど、旅ゴコロをくすぐるアイテムがたくさんあってしみじみ好きだなぁと思わせる温泉街なのです。選りすぐりの鉄輪6選、ご紹介します。

1.鉄輪温泉の湯
まずは訪れたい「共同浴場」

別府写真左はたたずまいも風情がある「渋の湯」(6時30分~21時)、右は一遍上人ゆかりの「上人湯」(10時~18時)小さな共同浴場は、皆で譲り合ってどうぞ。

ひとつふたつ、ジモセンへ。ぶらぶら歩きが楽しい温泉街に欠かせないのが共同浴場。鉄輪には地域住民が管理する5つの通称「ジモセン」、市営の無料温泉「熱の湯」、蒸した薬草で体を暖める「鉄輪むし湯」があり、どこも朝から入浴可能。地元の人に交じっていただくお湯の、なんて優しいことでしょう。

2.鉄輪温泉の名物
「鉄輪温泉MAP」をもってぶらぶら

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名物は町歩きと温泉蒸し! あちこちで見かける琺瑯看板は、建物の魅力や歴史を語る町案内。実は看板内にある文字を繫げるとキーワードが完成し、鉄輪ツウになれるのです。鉄輪ならではの“地獄蒸し”は、専門の食堂やバーベキュー感覚で利用できる施設で。商店をめぐって食材を集め、蒸していただくのも一興です。

旅行ガイド本ではわずかな情報しか得られない鉄輪温泉ですが、フリーペーパー「鉄輪おさんぽMAP」には十分すぎるくらいの情報が。現地の観光案内所や商店で配布しているのでGET!

3.鉄輪温泉の喫茶店
明治時代の旅館建築「冨士屋ギャラリー 一也百」

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工芸と珈琲と温泉と。いい町にはいい喫茶店がある――。和樂の第5代編集長の名言ですが、鉄輪温泉にもありますあります! 明治時代の旅館建物に手を入れ、心地いい空間でおいしいコーヒーを提供する「冨士屋ギャラリー 一也百」が。食卓を豊かにするうつわや工芸品を扱う併設ショップも、魅力のラインナップで困ります(笑)。ショップでは、竹工芸家・大谷健一さんの商品も。

♦︎冨士屋ギャラリー 一也百
住所 大分県別府市鉄輪上1組
公式サイト

4.鉄輪温泉の宿
旅館「萬力屋」

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お風呂も食事も温泉の恵みで。市営施設「地獄蒸し工房」からひく源泉は98度とか。この温泉をお風呂はもちろん、調理にも利用する旅館が「萬力屋」です。女将と若女将の母娘に、ご主人とお婿さんが料理担当と、家族で迎えてくれます。2年前の改装時に新設したのは個室の食事処。家々の屋根の向こうに高崎山を望む小さな景色も、この宿のご馳走です。

♦︎萬力屋
住所 大分県別府市鉄輪風呂本6組

5.鉄輪温泉の観光
自然湧出の源泉「べっぷ地獄めぐり」

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テーマパーク? いいえ、地獄観光です。熱湯、噴気、熱泥が噴出していたと「豊後国風土記」に記されている鉄輪・亀川地帯。100度近い高温で近寄ることもできないその温泉は忌み嫌われ、“地獄”と呼ばれたのだとか。その7つの“地獄”を見学して楽しむのが「べっぷ地獄めぐり」。すぐ近くなのに異なる泉質の不思議を、テーマパーク気分で体験してみて!

♦︎べっぷ地獄めぐり
公式サイト

6.鉄輪温泉のグルメ
海地獄内の「極楽饅頭」

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地獄で極楽に出合えます。“地獄めぐり”のひとつ「海地獄」の入口で、地獄蒸しによってつくられる親指サイズの「極楽饅頭」。ご主人の花木清さんはまんじゅうひと筋64年。来年引退されますが、お孫さんが継ぐと聞いてホッ。塩分を含む蒸気で蒸すため、ほんのり効いた塩気と麹の香りも…。ミニサイズですが1パック24個、ぺろりとイケます!

♦︎極楽饅頭(海地獄内)
住所 大分県別府市鉄輪559-1
公式サイト

早朝からの温泉三昧、これも鉄輪の魅力です。

別府鉄輪に来たら一度はあたたまりたいのが共同浴場。4人も入れば窮屈な小さな湯舟もあるけれど、地元の人と、あるいは旅行者同士、譲り合うのも気持ちいい。写真は「渋の湯」の朝の景色。

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