CATEGORY

最新号紹介

10,11月号2024.08.30発売

大人だけが知っている!「静寂の京都」

閉じる

Travel

2024.05.16

京都のパン好きが絶賛する唯一無二の味「ナカガワ小麦店」【京都人の愛する「街のパン屋さん」6】

食パンが美味しい京都の老舗&新定番のパン屋さんへ。 京都人が愛してやまない、食パンが看板の4軒を紹介するシリーズ、今回は「ナカガワ小麦店(なかがわこむぎてん)」です。

京都人の愛する「街のパン屋さん」シリーズ一覧はこちら

開店以来、店の奥の工房でパンを焼くのは中川恵介さんひとり。焼きあがったパンは水分たっぷりでもっちり! 丁寧な美味しさを日々の糧にしている人が少なくない。

小麦の味、香り…。その豊かさで魅了する「ナカガワ小麦店」(下鴨)

「別次元の美味しさ」と、京都のパン好きが絶賛するのが、下鴨神社(しもがもじんじゃ)近くの人気店「ナカガワ小麦店」の山型食パン「トースト・モンターニュ」。新鮮な小麦粉の香りやうまみ、もっちりとして水分を多めに含んだふるふるの食感は、唯一無二!
 
13年前の開店時から生地、なかでも粉へのこだわりは秀逸で、カナダ産有機小麦を用いた食パンに加え、有機玄麦(げんむぎ)を使うごとに石臼(いしうす)で自家製粉して用いる「パン・コンプレ」も店の象徴。扱うパンは18種類と少数精鋭。その分ひとつひとつのパンへの情熱は半端なく、5年ほど前からは自然栽培の北海道産小麦をブレンドするなど、材料や配合を度々、更新しているそう。

「小麦は米やワインのように毎年味が違う。時々の小麦を生かし、じんわり美味しく毎日飽きずに食べられるパンを」という中川恵介さんの思いを大切に届けてくれる、妻・朋子さんの丁寧な対面販売も大きな魅力です。

小麦の香りが口中に広がるもっちり「トースト・モンターニュ」

カナダ産有機小麦100%の山型食パン「トースト・モンターニュ」1本680円は、大切に手に取りたくなるほどふわふわ。

左/サクサクで軽やかな「クロワッサン」220円。右/ベルギー産チョコレートを用いた「パン・オ・ショコラ」230円も人気。

レジ奥の棚には開店時、「トースト・モンターニュ」がずらりと並ぶ。中川恵介さん・朋子さん夫婦の人気店には、午前中早めに訪れるのがおすすめ。

店舗情報

ナカガワ小麦店(なかがわこむぎてん)
住所:京都府京都市左京区下鴨松ノ木町52-1 
電話:075-702-6672 
営業時間:10時~16時(売り切れ次第終了)
休み:月曜~水曜
公式サイト:https://nakagawakomugiten.com/
※「トースト・モンターニュ」は電話で予約可能(来店当日の8時30分~)。

撮影/伊藤 信 構成/川村有布子
※本記事は雑誌『和樂(2022年4・5月号)』の転載です。
※掲載商品は税込価格です。
※営業日や時間等に変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

Share

和樂web編集部

おすすめの記事

パン天国・京都。ナカガワ小麦店のもっちり食パンはマニアも絶賛!

和樂web編集部

「なんかオモロそう」が原動力?独自の進化を遂げた魅惑の一皿、大阪のスパイスカレー3選!

カイダコウイチ

「とりあえずビール」の習慣は江戸時代から?酒場もバカ騒ぎも大好き大江戸酒飲み事情

森 有貴子

ヴァシュロン・コンスタンタンの職人技が冴え渡る!「グランド・レディ・キャラ」に込められたアールデコの美意識

PR 和樂web編集部

人気記事ランキング

最新号紹介

10,11月号2024.08.30発売

大人だけが知っている!「静寂の京都」

※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア