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2024.07.31

オープンは14時。美術館帰りにカクテルを。京都のBAR その4「うえと salon&bar」(東山)

旅の締めくくりは、おいしいお酒のあるバーへ。 京都で、女性ひとりでも心地いい時間が過ごせる店を探して辿り着いたのが、素敵なバーテンダーとの出会いが待っている4軒。 そのうちの「うえと salon&bar」をご紹介します。

▼ 京都のBARシリーズ
また会いたくなるバーテンダーがいるから何度も通う。 京都のBAR その1「BAR YANAGI」(夷川通)
バー初心者歓迎! 古いレコードに本、ジャズときどき昭和歌謡で優しいお酒を。京都のBAR その2「Bar 月読」(神宮丸太町)
集めたハーブリキュールは600本以上! 香り豊かなカクテルを堪能する。京都のBAR その3「喫酒 幾星」(祇園四条)

14時からオープン、美術館の帰りにひと休みしてカクテルを「うえと salon&bar」

岡崎に店を構えて13年目。土壁に花一輪の小空間は、いつ訪れても凜とした空気が流れています。

看板商品となった山椒ジントニックは、店主・上田太一郎(うえだたいちろう)さんが「草喰(そうじき)なかひがし」で口にした山椒オイルから着想を得たものだとか。
「頭の中では常に新しい味を、と思っています。でもそれは僕が人と会ったり、食べたりして心が動いたことから生まれるものでありたい」と上田さん。
だからこそ、時折顔を出してメニューをのぞきたくなるのです。

おすすめのドリンク=山椒ジントニック

京都・大原産の実山椒をジン「タンカレー№.10(ナンバーテン)」に漬け込んだものがベース。通年の提供。山椒ジントニック1,320円。新生姜、茴香(ういきょう)などのカクテルも。
グラスはすべてアンティーク。18時以降はチャージ550円別途要。カウンター7席にテーブル1卓。

コースターには太一郎さんの似顔絵!

バーフードから、兵庫県芦屋市の自家製ハム類などの店「メッツゲライクスダ」のパテドカンパーニュ1,500円(2024年5月現在、取り扱い休止中)。

好きな時間に美味と楽しいひとときを 上田太一郎さん

太一郎さんにこっそり教えていただいた〝行きつけ〟は、「『草喰なかひがし』と『チェンチ』は足を運ぶたびに、おいしい刺激をいただいてます。特に『チェンチ』の坂本シェフは同年代で、励みになる存在です」(上田さん)

うえと salon&bar

住所:京都市東山区三条白川橋西入ル南側今小路町91-1 
電話:075-751-5117 
営業時間:14時~23時(L.O.)、日曜は22時(L.O.)※月曜夜は予約制 
休み:火曜
公式サイト:http://ueto2011.com/

※本記事は雑誌『和樂(2023年10・11月号)』の転載です。
※掲載価格はすべて税込で、価格や営業時間などは変更される場合があります。お出かけの前にご確認ください。
構成/川村有布子 撮影/長谷川 潤

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和樂web編集部

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