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2024.11.07

味もボリュームも大満足!あの名店の味をお酒と一緒にアラカルトで。「洋食屋なかご」【京都、カウンターの名店4】

カウンター越しに見る料理人の姿は実に美しく、その佇まいや所作は、こだわりの料理と共に〝食の文化遺産〟といってもいいかもしれません。カウンター文化の聖地ともいうべき京都で「料理人の手仕事」を堪能できる様々な名店を5軒ご紹介します。

「京都、カウンターの名店」シリーズ一覧はこちら

味もボリュームも大満足!お酒と一緒にぜひ、アラカルトで

細長い俵形のハンバーグに黒いデミグラスソース、真っ白なマッシュポテト。数ある京都の洋食店のハンバーグの中でも、ピンときた方、実はかなりの京都通では? 

ハンバーグは150g2,400円〜(写真は200g)。コクと旨みが凝縮! 鹿児島県産ふくどめ小牧場の幸福豚と国産牛を半々で配合。注文後、目の前でリズミカルに成型し、表面を焼いたらオーブンで約10分で完成。味の決め手は10日間煮込んだデミグラスソースです!

それもそのはず、こちらは2020年惜しまれつつ閉店した洋食の名店「ビストロセプト」で、長く料理長を務めた松本奈火吾(なかご)さんが昨年7月にオープンさせたお店。

「カウンター8席と2階席が少し。僕ひとりでまわせる空間で、小さく優しく楽しく、洋食でもてなしたいなと思って。改良を重ねたハンバーグは変わらず大人気でうれしい限りですが、そろそろ〝脱ハンバーグ〟を目ざしています(笑)。特に夜は、カウンターでお酒を片手に、パテやフライ、カツにビーフシチュー、グラタンなどをアテに、洋食を思いきり楽しんでほしいですね」

左/濃厚トマトソースにバターたっぷり、絶品「大人のナポリタン目玉焼きのせ」2,200円。中/びっくりするほどエビがゴロゴロと入った「エビのマカロニグラタン」1,800円。グツグツ、とろとろでワインもすすむ。右/こちらも驚くほど肉厚な「パテ・ド・カンパーニュ」1,600円。シンプルイズベスト!

自家製モスコミュールやサングリアも美味。カウンター越しに、目の前で繰り出される麗しき洋食を前に、思わず「それと同じもの、ください!」と言ってしまうこと必至。満腹にもかかわらず、目玉焼きが魅力的なナポリタン、つい追加注文してしまいました。

「お酒と洋食、合いますよ~!」と秋本さん。

カウンター名店DATA

「洋食屋なかご」
住所:京都府京都市下京区松原通御幸町西入ル石不動之町682-4 もみじの小路
電話:075-600-9655
営業時間:11時30分~、17時30分~ 予約がベター
休み:水曜、木曜不定休
インスタグラム:@yousyokuyanakago

撮影/長谷川潤 構成/田中美保
※本記事は雑誌『和樂(2024年4・5月号)』の転載です。
※営業時間や休みなどが変更になっている場合があります。お出かけの前に最新情報を確認してください。

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和樂web編集部

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