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2024.11.03

その時期最高の肉でつくるハンバーグを、自慢のデミグラスソースで。「洋食おがた」【京都〝最新〟うまい店・洋&中華編4】

京都で地元の人たちは、ここと決めた店を通して、季節の巡りを感じ、京を味わいます。和食以上に京都らしい(?) ひと皿が味わえる名店の名料理人をご案内します。

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瑞々しい旬の素材の恵みをいただく割烹スタイルの洋食店「洋食おがた」

旬の素材のおいしさに驚く、京都ならではの洋食店。生産者の元に度々足を運ぶ緒方博行(ひろゆき)シェフには「生産者の熱意を自分の料理で届けたい」という並々ならぬ思いがあり、だからこそ食材を選び抜くのだとか。

9年前の開店当初からの看板メニュー、肉々しさとピュアなうまみを感じる「洋食おがた特製ハンバーグ」も、そのひとつ。「いちばんおいしい肉は季節によって変わります」と、緒方シェフ。

牛肉は目利きとして知られる滋賀「サカエヤ」から仕入れる近江牛や阿蘇のあか牛、北海道のジビーフ(完全放牧野生牛)など。豚肉は、放牧飼育の〝走る豚〟やサドルバック豚。その時期最高の肉でつくられるハンバーグは自慢のデミグラスソースと絡み合い、極上の味わい深さに。

さらに京都・伏見「山田ファーム」のサラダをはじめ、味の濃い野菜にも瑞々しい旬を感じます。

夜はグランドメニューのほか、「本日のおすすめ」が50以上も! 魚のフライから野菜のおひたしまでこちらの旬も充実。

洋食おがた特製ハンバーグ

左/熊本出身、フレンチで腕を磨いた緒方シェフ。「京都でのつながりがこの店をつくってくれました」。右/「洋食おがた特製ハンバーグ」(100g)3,140円。フランス料理仕込みの絶品デミグラスソースは、複雑味がありながら軽やか。隠し味に赤味噌が。

伝統野菜や西洋野菜でつくる「山田ファームの無農薬野菜シーザーサラダ」2,400円。味も食感も豊かな夏野菜は7月の取材時のもの。秋は、京丹波(きょうたんば)の枝豆やきのこ、さつま芋などに。

店の中心には「お客さんと交流しやすい」、ゆったりとしたカウンター席が。

洋食おがた DATA

住所:京都府京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
電話:075-223-2230
営業時間:11時30分~14時30分(13時30分L.O.)、17時30分~22時(21時L.O.) 
休み:火曜、月2回不定休
公式サイト:https://youshoku-ogata.com/
※要予約(電話予約のみ)

撮影/伊藤 信 構成/川村有布子 
※本記事は雑誌『和樂(2023年10・11月号)』の転載です(価格や年齢、年数などは2024年9月現在)。
※掲載価格はすべて税込で、価格や営業時間などは変更される場合があります。お出かけの前にご確認ください。

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和樂web編集部

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