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2025.11.24

京都のあんぱん最前線!老舗から新ブランドまで、人気店の名品7選

京都のパン消費量は全国トップクラス。ベーカリーやサンドイッチが人気の喫茶店が多いのも納得です。昔ながらの総菜&菓子パンが人気の店、小麦粉にこだわり抜く職人気質(かたぎ)の店、ハイブリッド系…など、〝京都みやげにパン〟はありなのです。2025年は全国的にあんぱんがプチブーム。京都らしいあんぱん、見つけました!

菓匠「二條若狭屋」の餡をパンとおいしく食べるためにバターを工夫。クルスの「あんバター」

左は食パン生地+二條若狭屋の白餡×練乳バター
右は食パン生地+二條若狭屋のつぶ餡×無塩バター


「あんバター」各350円。お隣さんである「二條若狭屋(にじょうわかさや)」とのコラボで生まれたあんバター。つぶ餡には無塩バターを、甘みの少ない白餡には練乳を練り込んだ無塩バターを。乳製品を使わない自家製酵母によるパンドミと同じ、もっちり軽やかな生地を使用しています。

●クルス

住所:京都府京都市中京区西大黒町334 
電話:050-1076-8960
営業時間:7時〜15時(Instagramで要確認)
休み:月曜~水曜休
インスタグラム:https://www.instagram.com/curusu.kurs/

京菓子司「末富」の新ブランド! 甘くてしょっぱい〝和菓子パン〟。SUETOMI AoQの「あん塩パン」

塩バターパン+末富のこし餡

「あん塩パン」378円。1893年創業の「末富(すえとみ)」による新ブランド「AoQ(青久)」の「あん塩パン」には、自慢の餡がたっぷり。北海道産小麦粉、沖縄県産の塩、そして希少なカルピスバターによるリッチな生地は、リベイクするとサクッ! 

●SUETOMI AoQ(すえとみあおきゅう)

住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹B1 
電話:075-352-1111(代表)
営業時間・休みはジェイアール京都伊勢丹(https://www.mistore.jp/store/kyoto.html)に準ずる
公式サイト:https://aoq.jp/

御菓子司「塩芳軒」の餡と黒糖がベストマッチ! 京都ブライトンホテル クー・オ・ミディの「塩芳あんぱん」

黒糖入り生地+塩芳軒のつぶ餡

塩芳あんぱん380円(店内で食べる場合は400円)。徒歩で10分ほどという「塩芳軒(しおよしけん)」とのコラボあんぱん。つぶ餡と黒糖入りの甘い生地のW効果で奥深い味わいに。ラウンジ・バー「クー・オ・ミディ」の開店に合わせ、ホテル内ベーカリーで焼き上げています。

●京都ブライトンホテル クー・オ・ミディ

住所:京都府京都市上京区新町通中立売(御所西) 
電話:075-441-4411 
営業時間:10時30分~22時30分
休み:無休
公式サイト:https://kyoto.brightonhotels.co.jp/restaurant/couraumidi

パン好き京都人に愛され100年! 自家製のこし餡はやさしい甘さ。天狗堂 海野製パン所の「こしあんぱん」

ふんわり生地+自家製こし餡

「こしあんぱん」180円。大正時代からご近所に愛される街のパン屋さんです。あんぱんはこし餡(写真)とつぶ餡の2種類。特に、手間のかかる自家製こし餡と、やわらかなパン生地との相性が見事なこしあんぱんがおすすめ。懐かしのチョココルネやレーズンブレッドも美味。

●天狗堂 海野製パン所(てんぐどう うみのせいぱんじょ)

住所・京都府京都市中京区壬生中川町9
電話:075-841-9883
営業時間:7時~20時
休み:日曜・月曜

大納言の風味とバゲット生地で、嚙むほどおいしいあんぱん。ナカガワ小麦店の「anne」

バゲット生地+丹波産大納言小豆のつぶ餡

「anne」300円。店名にも表れている小麦粉への深いこだわりは、あんぱんにも。使用する餡(というか…小豆そのもの!)は丹波産の大納言で、これにはハード系の甘みを抑えたものが合うとバゲット生地を選択。軽くリベイクすると小麦の香りがより際立ちます。

●ナカガワ小麦店(なかがわこむぎてん)

住所:京都府京都市左京区下鴨松ノ木町52-1 
電話:075-702-6672
営業時間:10時~16時(売切れ次第閉店)
休み:月曜~水曜休
公式サイト:https://nakagawakomugiten.com/

手土産に個包装が便利! もらってうれしい京都のあんぱん

製パンメーカーが素材にこだわり〝ザ・あんぱん〟をつくった! MARUZENの「都あんぱん」


都あんぱん9個入り2,235円。自家製の甘酒と京都の銘酒による酒母(しゅぼ)を用いたパン生地に、北海道十勝産小豆による餡。酒種(さかだね)酵母の香りが立ちます。

●MARUZEN(まるぜん)

住所:京都府京都市下京区四条通高倉西入ル立売西町79番地 大丸京都店B1「治一郎(じいちろう)」にて販売 
電話:050-5785-5178 
営業時間・休業日は大丸京都店に準ずる
公式サイト:https://maruzen-kyoto.jp/products/

京都のパン文化を支えてきた「志津屋」によるあんぱん専門店 SIZUYAPAN


「最後の買い物はここのパン」という旅行者のファンも多い「志津屋」。2012年に出店したこのあんぱん専門店も瞬く間に人気に。定番だけで10種類、パッケージにも心浮き立ちます。「あんぱん」320円~(人気の詰め合わせなどもあり)

●SIZUYAPAN(シズヤパン)

住所:京都府京都市下京区東塩小路町8-3 JR京都駅八条口
電話:075-692-2452
営業時間:9時~20時
休み:無休
公式サイト:http://www.sizuyapan.kyoto.jp

※本記事は雑誌『和樂(2025年10・11月号)』の転載です。
※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2025年10月現在のもので、変更される場合もあります。あらかじめ各店へご確認ください。
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和樂web編集部


撮影/伊藤 信 構成/小竹智子、鈴木智恵(本誌)
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北青山「トラヤカフェ・あんスタンド」でおしゃれなひととき。蒸したてあんバンに抹茶オレも。

森 有貴子

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