2018年4月15日まで、細見美術館で「開館20周年記念展Ⅱ 細見コレクションの江戸絵画 琳派展20 抱一の花・其一の鳥」が開催中です。
話題の琳派展、注目は人気急上昇中の其一!
酒井抱一「桜に小禽図」細見美術館蔵
細見美術館開館20周年を記念した展覧会、第2弾は江戸琳派。尾形光琳に私淑し江戸に琳派ブームをもたらした酒井抱一と、その内弟子・鈴木其一の代表作をはじめ、細見コレクションが網羅する江戸琳派の画家たちの作品が惜しげもなく並びます。抱一最晩年の名作「桜に小禽図」の、桜の幹から下へ向かって伸びた枝にちょこんと青い鳥が止まっている繊細な構図の見事さ。其一晩年の作「朴に尾長鳥図」での南国を思わせる大胆さ…。江戸琳派の優美で瀟洒な花鳥画が、たっぷりと楽しめます。
鈴木其一「朴に尾長鳥図」細見美術館蔵