2018年4月22日まで、大原美術館で「コレクションテーマ展43 ナビ派をめぐって画家たちの捧げたオマージュ」が開催中です。
前衛的な表現を展開した19世紀末の「預言者」たち
ゴーギャン「かぐわしき大地」大原美術館藏
モーリス・ドニ、ポール・セリュジエ、エドゥアール・ヴュイヤール、ピエール・ボナール…。1880年代末のパリで、ゆるやかに結成された芸術家のグループ「ナビ派」。ナビとは預言者という意味で、彼らはポール・セザンヌ、オディロン・ルドン、ポール・ゴーギャンら先輩画家たちの教えを引き継ぎながら、前衛的な作風を展開していきました。この展覧会では、大原美術館のコレクションの中から、ナビ派をめぐる作品を展示。大胆、鮮やか、神秘、装飾といったキーワードを知ることができます。
ボナール「欄干の猫」大原美術館藏