2018年9月24日まで、横浜美術館で「モネ それからの100年」が開催中です。
モネの“革新性”に驚愕する刺激的な展覧会
人はなぜ、モネの絵画に魅せられるのか。初期から晩年までのモネの作品25点と、その後の世代の26作家による65点を一堂に展示し、モネという画家の独自性、先駆性を浮き彫りにします。
ロイ・リキテンスタイン「日本の橋のある睡蓮」エナメルによるスクリーンプリント、ステンレス、彩色した額 1992年 211.5×147.3×4.5cm 国立国際美術館蔵 ©Estate of Roy Lichtenstein, N.Y. & JASPAR, Tokyo, 2018 E2965
たとえば、ポップアートの巨匠、リキテンスタインが、おなじみの睡蓮や積みわらといったモチーフを引用すると…。オランジュリー美術館の「睡蓮」大装飾画に魅了されたサム・フランシスが数年後に行き着いた独自の絵画空間とは…。「印象派の巨匠」という肩書きだけで知ったつもりになっていてはもったいない、モネの驚愕の世界が広がります。
クロード・モネ「睡蓮」油彩・カンヴァス 1906年 81.0×92.0cm 吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)