箱根・岡田美術館のミュージアムショップで常に人気の「Okada Museum Chocolate」のラインナップに、風神雷神のチョコレートが登場。モチーフは、岡田美術館の象徴ともいえる大壁画「風・刻(かぜ・とき)」。俵屋宗達をはじめ、琳派の絵師たちが描き継いだ「風神・雷神図」の迫力が、見事に反映されたオリジナルチョコレートです。
「風神・雷神図」が岡田美術館の名物チョコレートに!
Okada Museum Chocolate『福井江太郎 風・刻』 HSG©FUKUI
力強くてかっこいい見た目とは打って変わって甘美な味わいの、新作チョコレート「Okada Museum Chocolate『福井江太郎 風・刻』」。手がけたのは、岡田美術館専属ショコラティエ・三浦直樹さん。今回の新作、トマトや梅、山葵など、スイーツには意外なフレーバーも登場。選び抜かれた素材が、絶妙なバランスでかけあわされた、まさに新感覚のチョコレートです。箱根土産にはもちろん、大切な人への贈り物にもピッタリ!
風神雷神図「風・刻」って何だ?
福井江太郎「風・刻」平成25(2013)年
「風・刻」は、琳派の祖といわれる天才絵師・俵屋宗達の代表作「風神雷神図屏風」(京都・建仁寺蔵)をもとに描かれた大壁画です。縦12m、横30mにも及ぶ大迫力の大作。美術館の正面に飾られ、訪れる者を迎えてくれます。
美術館外観
風神雷神図「風・刻」の作者は?
そんな、岡田美術館の象徴ともいえる「風・刻」を手がけたのは、日本とニューヨークを拠点に各国の美術館やギャラリーで個展を重ねる日本画家・福井江太郎さん。構想も含め、約5年の歳月をかけて制作したといいます。10月14日(日)には、福井江太郎さんによるトーク&ライブペインティングも開催。詳細は美術館HPで!
風神雷神チョコの他にも、若冲や光琳も。
過去には、伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」、神坂雪佳の「燕子花図屏風」、尾形光琳の「菊図屏風」をモチーフにしたチョコレートが登場。見た目も味も美しい、芸術的なスイーツとして話題になりました。
上から、Okada Museum Chocolate『若冲・孔雀鳳凰』『雪佳・燕子花』『光琳・菊』
2017年夏に開催された特別展「歌麿大作『深川の雪』と『吉原の花』-138年ぶりの夢の再会-」に合わせて登場したのは、喜多川歌麿の傑作「深川の雪」をモチーフにしたチョコレートです。これらは定番として、今もショップで購入可能です。
Okada Museum Chocolate『歌麿・深川の雪』
展示「開館5周年記念展 美のスターたち」
2019年3月30日まで開催中の「開館5周年記念展 美のスターたち」には、岡田美術館のベストコレクションが並びます。喜多川歌麿、肉筆画の大作「深川の雪」(展示期間:9月30日〜12月28日)をはじめ、伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」(展示期間:9月30日〜10月10日、12月29日〜2019年3月30日)、尾形光琳の「雪松群禽図屏風」など、日本美術界のスターたちによる名作が! 仏教美術・漆芸・金工・玉器・ガラスなど、あわせて約450点が勢揃いしています。
会期 開催中〜2019年3月30日
会場 岡田美術館
公式サイト