2018年12月9日まで、静嘉堂文庫美術館で「幕末の北方探検家 松浦武四郎展」が開催中です。
松浦武四郎撰「納沙布日誌」文久3(1863)年刊 1冊 静嘉堂文庫蔵
弘化2(1845)年から6回にわたり蝦夷地を調査、内陸部まで詳細に記した地図を初めて作成した“幕末の北方探検家”であり、「北加伊(海)道」という新たな地名を選定した“北海道の名付け親”松浦武四郎。同時に彼は“古物の大コレクター”でもありました。現在、静嘉堂では、約900点の武四郎蒐集古物を収蔵。さまざまな文献と貴重なコレクションから、その冒険心あふれる生涯を辿ります。