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味もボリュームも大満足!お酒と一緒にぜひ、アラカルトで
細長い俵形のハンバーグに黒いデミグラスソース、真っ白なマッシュポテト。数ある京都の洋食店のハンバーグの中でも、ピンときた方、実はかなりの京都通では?
それもそのはず、こちらは2020年惜しまれつつ閉店した洋食の名店「ビストロセプト」で、長く料理長を務めた松本奈火吾(なかご)さんが昨年7月にオープンさせたお店。
「カウンター8席と2階席が少し。僕ひとりでまわせる空間で、小さく優しく楽しく、洋食でもてなしたいなと思って。改良を重ねたハンバーグは変わらず大人気でうれしい限りですが、そろそろ〝脱ハンバーグ〟を目ざしています(笑)。特に夜は、カウンターでお酒を片手に、パテやフライ、カツにビーフシチュー、グラタンなどをアテに、洋食を思いきり楽しんでほしいですね」
自家製モスコミュールやサングリアも美味。カウンター越しに、目の前で繰り出される麗しき洋食を前に、思わず「それと同じもの、ください!」と言ってしまうこと必至。満腹にもかかわらず、目玉焼きが魅力的なナポリタン、つい追加注文してしまいました。
カウンター名店DATA
「洋食屋なかご」
住所:京都府京都市下京区松原通御幸町西入ル石不動之町682-4 もみじの小路
電話:075-600-9655
営業時間:11時30分~、17時30分~ 予約がベター
休み:水曜、木曜不定休
インスタグラム:@yousyokuyanakago
撮影/長谷川潤 構成/田中美保
※本記事は雑誌『和樂(2024年4・5月号)』の転載です。
※営業時間や休みなどが変更になっている場合があります。お出かけの前に最新情報を確認してください。