歴史的観光地にもかかわらず、実は宿泊客が少ないといわれる奈良。
でも最近は、昔の建物が改装されていたり、古都が一望できたり、鹿を見ながら朝食をいただけたりと、奈良の歴史や文化と触れ合える、稀有な体験が叶う宿が増えているのです。
「この宿に泊まるために奈良に行きたい!」と、思うような、今、絶対に訪れたい5つの宿を厳選しました。
昔と今がセンスよく共存する〝暮らし〟を旅する宿「奈良町宿 紀寺の家」
町家や古民家の改修を手がける建築事務所が、奈良に住まうように旅してほしいと、13年前に宿をスタート。
閑静な住宅街である紀寺町(きでらちょう)に残された、築100年以上の町家群を、趣の異なる5棟に改修しました。
建物の雰囲気はそのままに、北欧家具や現代アートを取り入れるなど、今の暮らしに合うしつらえも。
昔と今がほどよく混ざるバランスのよさに、宿泊客も肩ひじ張らず、心地よく過ごすことができます。
さらに朝食には、近くの田んぼで自ら育てている玄米を使用。
梅干しや味噌も自家製と、ていねいで温かみのあるおもてなしにも、心が和みます。
ふだんからこんな暮らしができたなら…帰宅後も自分の生活を見つめ直したくなる、記憶に残る宿といえそうです。
泊まらなければ見ることができない、そんな景色に出合えます!
奈良の住民になった気分で過ごしてね♡