地元のほっこり感も贅沢時間も、振り幅が魅力! 「三十三間堂~東寺」お散歩ルート
京都駅を中心に、東西に広がるエリア。市内でも南側で、観光客で賑わう祇園などとは違う趣が。
老舗もありながら、今の時代らしい新店も増えている、興味深い場所といえます。贅沢が味わえる高級ホテルから、近所の人が通う心温まる店まで、どんな旅にしたいかで行く場所を自由に選べるのも、うれしいポイントです。
京都駅から三十三間堂まで、実は歩いて20分ほど。京都駅から東寺までも20分弱なので、公共交通手段もうまく使いつつ、ゆっくり歩いてみるのもおすすめです。
三十三間堂~東寺 お散歩MAP

MAPの各スポットの番号順に紹介していきます。まわりやすいと思われる順序を記していますが、時間の余裕や体調を考えて、お好みのルートを選んでください。
※「【6】BOX & NEEDLE KYOTO」は移転のため店舗の位置が変わっています。現在は烏丸通六条下る。正確な場所はショップの公式サイトでご確認ください。
【1】シックスセンシズ京都|オールデイダイニング「Sekki(節気)」でゆったり体に優しいランチを

自然派ラグジュアリーホテル併設のオールデイダイニングでは、日本の二十四節気(にじゅうしせっき)に合わせた食事が楽しめます。地元の農家や、ホテル裏の菜園で採れた野菜やハーブは新鮮で、体を労ってくれます。

●シックスセンシズ京都 DATA
住所:京都府京都市東山区妙法院前側町431
電話:075-531-0700(代表)
営業時間:「Sekki(節気)」ランチ12時~14時30分、アフタヌーンティー15時~17時30分、ディナー18時~22時
休み:無休
公式サイト:https://www.sixsenses.com/jp/kyoto
※予約がおすすめ
【2】養源院|桜と日本美術を堪能! 何度訪れても新しい発見が

本堂の満開の八重紅しだれ桜や俵屋宗達(たわらやそうたつ)、狩野山楽(かのうさんらく)の作品など、春は特に見どころが詰まったお寺。このエリアを訪れたら、絶対に外せません! 文禄3(1594)年、豊臣秀吉の側室である淀君が、父・浅井長政(あざいながまさ)の菩提を弔うために創建。本堂(客殿)、護摩堂、中門、鐘楼堂、そして俵屋宗達の杉戸絵(すぎとえ)『白象図(はくぞうず)』などは、国の重要文化財に指定されています。

●養源院(ようげんいん) DATA
住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
電話:075-561-3887
拝観時間:10時~14時30分(最終受付) ※拝観営業日はInstagram @yougenin を確認して
公式サイト:https://yougenin.jp/
【3】豊国神社|唐門は国宝指定! 豊臣秀吉公を祀る神社
国宝はここにも! 豊臣秀吉公を奉祀(ほうし)するために、慶長4(1599)年に創建。一度は廃祀されながらも明治13(1880)年に再建され、現在は出世開運や良縁成就の神様として、全国から多くの人々が訪れています。なかでも国宝の唐門(からもん)は、秀吉が築城した伏見城の遺構と伝えられ、豪華な彫刻や装飾が特徴。西本願寺、大徳寺の唐門とともに「京の三唐門」と呼ばれています。
●豊国神社(とよくにじんじゃ) DATA
住所:京都府京都市東山区大和王路正面茶屋町
電話:075-561-3802
拝観時間:境内は拝観自由。宝物館(有料)は9時~17時(最終受付は16時30分まで)
休み:無休
公式サイト:https://toyokuni-kyoto.jp/
【4】赤尾屋本店|豊富な種類からお気に入りを見つけたい老舗の京漬物

三十三間堂まわりでお土産を買うのに最適。170年続く伝統の京漬物は、地元の人々にも長らく愛されています。通年楽しめるしば漬や浅漬、古漬、さらに季節限定品と、種類は全部で50~60ほど! 塩加減が優しいので、ごはんのお供にはもちろん、そのまま食べてもおいしいから、毎日飽きずにいただけます。

●赤尾屋本店(あかおやほんてん) DATA
住所:京都府京都市東山区本町7-21
電話:075-561-3032
営業時間:9時30分~18時
休み:木曜
※御池店、JR京都伊勢丹B1「老舗の味」コーナーでも取り扱いあり
公式サイト:https://www.akaoya.jp/
【5】喫茶アマゾン|サンドイッチに定評のあるアットホームな喫茶店

もうひとつ、ランチや小休憩でおすすめの名店がこちら。玉子サンドからホットサンドまで、さまざまなサンドイッチがそろい、店主の立石裕則さんが、手際よくつくっていきます。面白いのは、玉子ときゅうり、海苔や鰹節が挟まれた和風トースト。ここだけの和の味わいは、ついクセになりそうです。モーニングもあるので、観光前に立ち寄るのもおすすめです。

●喫茶アマゾン DATA
住所:京都府京都市東山区蛸町通七条上ル下堀詰町235
電話:075-561-8875
営業時間:7時30分~17時(16時30分L.O.)
休み:無休(臨時休業あり)
公式サイト:https://cafe-amazon-kyoto.com/
※百万遍店もオープン!
【6】BOX & NEEDLE KYOTO|職人技で生まれた美しい箱や紙が愛おしい

大正8(1919)年創業の、京都の老舗紙器メーカーによる、貼り箱と紙の専門店で、箱はすべて京都の職人が手がけたもの。また手刷りしたオリジナル柄の友禅和紙は「モダンで素敵!」と、人気を博しています。ワークショップも行っているから、少し違った京都体験も楽しんでみては。


●BOX & NEEDLE KYOTO(ボックス&ニードル キョウト) DATA
住所:京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町195-2
電話:075-354-0351
営業時間:10時~18時
休み:無休( 変更の場合があるので、Instagram@boxandneedle_kyotoを参照)
公式サイト:https://boxandneedle.com/
※東京・二子玉川店もあり
【7】名酒館タキモト|創業125年。地元飲食店からの信頼も厚い

京都をはじめ、全国選りすぐりの日本酒や焼酎などを販売。銘柄は500種類以上あり、プロの料理人が足を運ぶ姿も見受けられる名店です。モダンな内装には「若い世代にもおいしいお酒を味わってほしい」という、店主の強い思いが。入り口すぐに並ぶ、季節ごとのお酒にも注目。滞在中に、宿で楽しむのもいい思い出になりそうです。

●名酒館タキモト DATA
住所:京都府京都市下京区六条高倉東入ル升屋町60
電話:075-341-9111
営業時間:10時~19時
休み:第2水曜、年始
公式サイト:http://www.meishukan-takimoto.com/
【8】名勝 渉成園|落ち着いてお花見できる桜の隠れた名所
東本願寺の飛地境内(とびちけいだい)の庭園。歴代宗主(門首)の隠居場所や、来賓を迎える迎賓施設としての役割がありますが、園内にはソメイヨシノをはじめとする数種類の桜が50本近く植えられています。特に満開の桜に囲まれる傍花閣(ぼうかかく)は、風情たっぷり。開花期が異なるから、比較的長い期間、お花見が楽しめるとか。街中とは違う静かな空間に「ここの桜がいちばん好き」という和樂スタッフもいるほどです。
●名勝 渉成園(めいしょう しょうせいえん) DATA
住所:京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入ル東玉水町
電話:075-371-9210
拝観時間:(参拝接待所)9時~17時(最終受付は16時30分。11月~2月は16時までで、最終受付は15時30分)
休み:無休
公式サイト:https://www.higashihonganji.or.jp/about/guide/shoseien/
【9】京都デニム|伝統工芸・京友禅染めの文化を現代的にアレンジ

江戸時代から呉服店を営み、京友禅と平金糸刺(ひらきんししゅう)を合わせた着物をつくってきたメーカーが、京都の伝統工芸を残すべく、デニムに京友禅染めを施す製品を開発。オリジナルのバッグや小物を製作するブランドとして、生まれ変わりました。和装にも合う「SIZUKU BAG」は、製品ができあがってから職人・桑山豊章さんの手により彩色を。すべてが1点ものなので、より大切にしたくなります。

●京都デニム DATA
住所:京都府京都市下京区小稲荷町79-3
電話:075-352-1053
営業時間:9時~19時
休み:無休
公式サイト:https://kyoto-denim.com/
【10】本家第一旭本店|京都ラーメンを代表する行列が絶えない老舗

京都駅ほど近く。戦後まもなく、鉄道職員のための食堂として始まった店がラーメン専門店に。脂肪の少ない国産豚を使用した、醬油とんこつスープのラーメンは、繊細であっさりした、飽きない味わいです。早朝から深夜までの営業にもかかわらず、常に行列が絶えず、毎日食べに来る人もいるというから驚き!

●本家第一旭本店(ほんけだいいちあさひほんてん) DATA
住所:京都府京都市下京区東塩小路向畑町845
電話:075-351-6321
営業時間:6時~翌1時
休み:木曜
公式サイト:https://www.honke-daiichiasahi.com/
※烏丸店もあり
【11】ニデック京都タワー|改めて京都の街を見渡し碁盤の目を感じたい

大人になって改めて訪れることで、新しい発見もあるはず。地上100mにある展望室は、碁盤の目状になった京都の街を360度望め、旅気分が盛り上がります。2023年春にリニューアルしたビル地下1F~2Fの「京都タワーサンド」も、お土産や食が充実しています。

●ニデック京都タワー DATA
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル 東塩小路町721-1
営業時間:展望室は10時~21時(最終入場20時30分)
休み:無休
公式サイト:https://www.kyoto-tower.jp/
【12】龍谷大学 龍谷ミュージアム|仏教文化を楽しく知ることができる施設

貴重な歴史的文化財や学術資料の展示を通して、仏教文化をわかりやすく解説してくれる、龍谷(りゅうこく)大学の仏教総合博物館です。11世紀ごろに描かれたベゼクリク石窟寺院(せっくつじいん)の回廊を、原寸大でデジタル復元したコーナーも見どころ。2026年4月18日から始まる春季特別展も楽しみです。

●龍谷大学 龍谷ミュージアム DATA
住所:京都府京都市下京区堀川通正面下ル(西本願寺前)
電話:075-351-2500
開館時間:10時~17時(受付は16時30分まで)
休み:月曜(祝日の場合は翌日休館) ※開館期間は公式サイトを参照
公式サイト:https://museum.ryukoku.ac.jp/
【13】Kurasu Kyoto Stand|お散歩中に疲れたらコーヒーでひと息

京都から世界へ、生活に根づくコーヒー文化を発信する「Kurasu」。なかでも京都駅に近いこの店は、近くに通勤する人々から外国人観光客まで、幅広い人が訪れ、コーヒーを通してさまざまな交流が行われています。自家焙煎のブレンドは時期によって違う種類の豆を配合しているので、その年ごとの変化を楽しんでも。マフィンやパウンドケーキなど、フードも充実しています。
●Kurasu Kyoto Stand(クラス キョウト スタンド) DATA
住所:京都府京都市下京区東油小路町552
電話:075-744-0804
営業時間:8時~18時
休み:無休
Instagram:@kurasujp
【14】京都 あめ久|東寺にほど近い、愛される街の佃煮屋さん

東寺を訪れたら寄ってほしい、創業90年を誇る佃煮店。2023年に、知り合いから店を継いだ社長の岸田美幸さんが、娘さんと切り盛り。先代の味はそのままに、オンラインショップを立ち上げるなど、佃煮文化が若い世代へ届く工夫を始めています。名物の「松茸昆布」をはじめ、きくらげなど豊富な種類の佃煮は、深く甘みのある醬油の味にホッとし、食卓を賑わせます。日持ちがするので、お土産にも最適です。

社長の岸田美幸さん(中央)と長女の理絵さん(左)、次女の麻里さん(右)。「親子で楽しく働いてます」

●京都 あめ久(きゅう) DATA
住所:京都府京都市南区西九条南小路町10
電話:075-661-4741
営業時間:10時~17時
休み:水曜、夏季、年末年始
公式サイト:https://kyoto-amekyu.studio.site/
【15】ALKAA|大人の旅の締めくくりは、上質なワインで

フレンチレストランのソムリエだった店主が、京都駅八条口側にワインバーをオープン。金曜日以外は15時から開いているので、旅の最終日、新幹線に乗る前に立ち寄ることも可能です。ワインを楽しんでほしいという思いから、ほかのお酒やソフトドリンクはなし。特製のおつまみとともに、フランスが中心の3,000本にも及ぶボトルから、特別な一杯がいただけます。

●ALKAA(アルカー) DATA
住所:京都府京都市南区東九条西山王町15-7
電話:070-9017-1507
営業時間:15時~24時(店休日明けと金曜日は18時~)
休み:不定休
Instagram:@alkaa_kyoto
※17時以降は別途チャージ料500円
◆アイキャッチ画像:写真提供/金子佳幸(サイネットフォト)
※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2026年3月現在のもので、変更される場合もありますので、あらかじめ公式サイトなどでご確認ください。

