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Jewelry&Watch

2026.03.27

小雪さんが纏う【ハリー・ウィンストン】キング・オブ・ダイヤモンドの伝統を更新し続けるハイジュエリーの現在

「キング・オブ・ダイヤモンド」の称号を、1932年の創業以来1世紀近くにわたり不動のものとしてきた「ハリー・ウィンストン」。女優の小雪さんが纏うのは、ため息が出るほど美しく、圧倒的な存在感を放つ、そのハイジュエリーです。揺るぎない気品を湛える伝統的な名品から、現代の豊かな感性が息づく話題の新作コレクションまで、時を超えて愛される不変の美に新たな息吹が加わった世界屈指のハイジュエラーの、眩いばかりの現在をご紹介しましょう。

確かな審美眼で選び抜かれた、たぐい稀なダイヤモンド

カットも大きさも多彩なダイヤモンドが豊富に揃う「ハリー・ウィンストン」。すべての石がスペシャリストの確かな審美眼によって選び抜かれている。〈上〉「エメラルドカット・クラシック・リング」[ダイヤモンド計約7.36ct(センター約6.77ct)×PT]参考価格¥103,389,000・〈下〉「ペアシェイプ・クラシック・リング」[ダイヤモンド計約5.93ct(センター約5.25ct)×PT]参考価格¥73,040,000(ハリー・ウィンストン)

装う人に品格をもたらすロイヤルブルーの高貴な光彩

スクエアエメラルドカットが施されたサファイアは、透明度の高い石であることの証し。ヨーロッパの王室に好まれてきた鮮明なロイヤルブルーの光彩が、纏う人にノーブルな印象をもたらす。リングは前述のものと同じ。「スクエアエメラルドカット・サファイア・イヤリング」[サファイア計約7.83ct×ダイヤモンド計約1.16ct×PT]参考価格¥27,060,000・「スクエアエメラルドカット・サファイア・ネックレス」[サファイア計約43.05ct×ダイヤモンド計約48.24ct×PT]参考価格¥218,350,000(ハリー・ウィンストン) ジャケット・パンツ・インナー/スタイリスト私物

伝統を更新していく色とフォルムの独創的な調和の美

創業から受け継がれる宝石への情熱が、新たな創造の原動力に

創業から現在まで宝飾界の頂点に君臨する「ハリー・ウィンストン」の物語は1932年、ニューヨークの一角から始まりました。「キング・オブ・ダイヤモンド」という輝かしい称号を手にした創始者、ハリー・ウィンストンが生涯を通じて貫いたのは、「ダイヤモンドは肌に纏ってこそ、真の輝きを放つ」という揺るぎない信念にほかなりません。宝石の“内なる声”に耳を澄ませ、個性と輝きを最大限に引き出すことに情熱を注いだ彼は、数多の歴史的ダイヤモンドを世に送り出し、ブランドの名声を不動のものに……。その至高の美学は時を超えて受け継がれ、今も名門の矜持を支えています。

そんなブランドの真髄を語るうえで欠かせないのが、1940年代に誕生したクラスター・セッティングです。ある冬の夜、雪に覆われたヒイラギのリースが放つ煌めきに触発されて生まれたこの技法は、石を留めるプラチナの存在を極限まで消し去り、宝石そのものを際立たせるという革新的なものでした。ペアシェイプ、マーキースカットなどのダイヤモンドを、それぞれが最も輝く角度で立体的に石留めしたクラスター・モチーフは、いつしかブランドの代名詞に……。宝石を主役にしたデザインと技術の追求。それこそが「ハリー・ウィンストン」に時代を超えて受け継がれるハイジュエリーの名作をもたらしたのです。

こうした不変の美を礎としながらも、ブランドの創造性が過去に留まることはありません。自然をインスピレーションの源泉としたハイジュエリーコレクション「マーヴェラス・クリエイションズ」は、それを象徴するひとつの例といえるでしょう。その作品には地球の深部から大地、海、空へと連なる自然界の広がりが、詩的に描き出されています。希少なジェムストーンの色彩と輝きを巧みに組み合わせることで生まれる、自然の造形やリズム。石そのものへの敬意が、現代的な感性と響き合いながら昇華されたコレクションは、「ハリー・ウィンストン」が今もなおハイジュエリーの可能性を更新し続けていることの証しでもあるのです。

斬新な宝石の組み合わせで「トンボ」を抽象的に表現

自然界の美しさを讃えたハイジュエリーコレクション「マーヴェラス・クリエイションズ」のトンボの翅(はね)をモチーフにしたイヤリング。具象を抽象化し、多彩なカラーとカットのジェムストーンでモダンな意匠に昇華させている。「ドラゴンフライ・イヤリング」[ダイヤモンド計約3.21ct×ツァボライト計約1.05ct×タンザナイト計約2.00ct×ルビー計約0.49ct×ターコイズ計約1.13ct×PT×YG×WG]参考価格¥11,880,000(ハリー・ウィンストン)

大胆なデザインが切り拓くクリエイションの新境地

空駆けるトンボの姿を想起させるネックレス。鮮明でリズミカルな色彩と躍動感に満ちたデザインが、自然を題材にしたコレクションの魅力を体現している。そのしなやかなつくりは高度な職人技の賜物。「ドラゴンフライ・ネックレス」[ダイヤモンド計約18.78ct×ツァボライト計約11.70ct(センター約5.69ct)×タンザナイト計約4.68ct×ルビー計約2.53ct×ターコイズ計約4.22ct×PT×WG]参考価格¥109,780,000(ハリー・ウィンストン)

完成度を追求して伝統の輝きもさらなる高みへ

永遠の名品「クラスター」の色褪せない魅力を讃えて

「ハリー・ウィンストン」の代名詞として知られる「クラスター・コレクション」。独自のクラスター・セッティングにより、すべてのダイヤモンドが光を取り込み最大の輝きを放つ。身に纏ったときに美しく見えるように、石をセットする角度までもが緻密に計算されている。「クラスター」ネックレス[ダイヤモンド計約50.05ct×PT×WG]参考価格¥80,410,000・イヤリング[ダイヤモンド計約16.18ct×PT×WG]参考価格¥101,090,000(ハリー・ウィンストン)

宝石でリズミカルに描いた熱帯魚を模したパターン

「マーヴェラス・クリエイションズ」より、熱帯魚の体の模様に着想を得た幾何学柄のハイジュエリー。
「チェッカーボード・フィッシュ」イヤリング[ダイヤモンド計約2.40ct×イエローダイヤモンド計約1.31ct×サファイア計約1.42ct×PT×YG×WG]¥12,980,000・同ネックレス[ダイヤモンド計約31.37ct×イエローダイヤモンド計約19.24ct×サファイア計約16.72ct×PT×YG×WG]¥165,550,000・同ブレスレット[ダイヤモンド計約8.22ct×イエローダイヤモンド計約3.45ct×サファイア計約3.61ct×PT×YG×WG]¥35,530,000・「ラディアントカット・クラシック・イエローダイヤモンド・リング」[イエローダイヤモンド約5.03ct×ダイヤモンド計約0.59ct×PT×YG]¥105,600,000(ハリー・ウィンストン)※すべて参考価格 トップス/スタイリスト私物

ハリー・ウィンストン 公式サイト
https://www.harrywinston.com

※本記事は『和樂』2026年4・5月号の転載です。
※文中のPTはプラチナ、WGはホワイトゴールド、YGはイエローゴールド、ctはカラットを表します。
※この特集での価格表記は、すべて税込価格です。
※価格は2026年2月28日時点のものです。

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福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)


撮影/戸田嘉昭(静物)、下村一喜(人物)スタイリスト/押田比呂美 ヘア/hiro TSUKUI(Perle) メーク/三澤公幸(Perle)ネイル/井上由美(Hands-On)文/福田詞子(英国宝石学協会 FGA) 構成/吉川 純(和樂)
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※『和樂』2026年4・5月号 美術展カレンダーに誤りがありました。P.224で紹介しました、福岡県・久留米市美術館で開催中の「美の新地平ー石橋財団アーティゾン美術館のいま」の入館料は、正しくは一般1,500円となります。お詫びして訂正いたします。
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