「チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020」が、今年も開催決定! 昨年に続き、チームラボが日本三大夜城の高知城を、インタラクティブな光のアート空間に変えます。会期は2019年11月8日(金)から 2020年1月13日(月・祝)まで。展覧会入場券の前売は、10月15日(火)より、全国のコンビニエンスストアなどで販売を開始します。
「チームラボ 高知城 光の祭」
高知城は、1601年から約10年の歳月をかけて築かれました。その後、火災にあいながらも江戸時代中期には創建当初の姿で再建。日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する貴重な城です。「チームラボ 高知城 光の祭」では、江戸時代の姿を今に伝え、現在も高知の街の象徴である高知城が、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間になります。
チームラボは、「Digitized City」(街が街のままアートになる)というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく、現状の街の機能のまま「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
展覧会詳細:https://www.teamlab.art/jp/e/kochi-castle/
昨年の展覧会動画:https://youtu.be/DEMzdYKev6Y
展示作品をご紹介
呼応する木々と自立しつつも呼応する生命
城跡に置かれた立ち続ける光のovoid(卵形体)と、城跡の木々が光り輝きます。それぞれの光は強く輝いたり消えたり、ゆっくりと呼吸しているかのようです。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かます。そして、その光は、放射状に近隣の光のovoidと木々に伝播。同じように音色を響かせながら、光のovoidと木々に連続して広がり、周りの「呼吸し呼応する石垣」にも呼応していきます。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識することになります。
浮遊する、呼応する球体
浮遊する光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたり、まるでゆっくりと呼吸しているかのように光ります。 人が叩いたり何かにぶつかったりなど衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせます。すると、その近隣の球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせ、次々にそのまわりの球体も連続的に呼応していきます。
世界はこんなにもやさしく、うつくしい – 高知城の石垣
自然石をほとんど加工せずに積み上げた、高知城の石垣を使ったインスタレーション作品。光で描かれる書の黒は光がないことを意味し、石垣がつくる影と一体化しながら、降り注ぎます。
文字に近づくと、それぞれの文字がもつ世界が現れ、互いに影響し合いながら、1つの世界を創っていきます。例えば、風が吹けば、花や雪は風の物理的な影響を受けて飛んでいく、鳥は木にとまり、蝶は花があると近づいていく。漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の一文字は、ひとつの世界を持っていました。漢字を通して人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界が創られていくということを体感できる作品です。
呼吸し呼応する石垣 – 高知城
高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。その石垣が、全長約500mに渡って光り輝きます。石垣の光は、それぞれ自律し、ゆっくりと呼吸するかのように明滅。二ノ丸・三ノ丸の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」から伝播してきた光に呼応し、強く輝き、連続して広がっていきます。
呼応する高知城
高知城の本丸の光は、自律してゆっくりと呼吸するかのように明滅します。二ノ丸・三ノ丸の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」、追手門から三ノ丸・二ノ丸・本丸へと続く石垣の「呼吸し呼応する石垣 – 高知城」から伝播してきた光に呼応し、強く輝きます。
お絵かき龍馬たち
この草原は、みんなの描いた高知にゆかりのある歴史上の人物とピープルが集まる広場。
紙に高知にゆかりのある歴史上の人物(坂本龍馬、坂本乙女、板垣退助、長宗我部元親)や、ピープル(男の子や女の子)を自由に描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出します。歴史上の人物やピープルに触ると、様々なアクションをとります。
Black Waves of Kochi Castle
Waves of Light of Kochi Castle
本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に、波を描いたインスタレーション作品。前近代の日本の絵画では、川や海など水は、線の集合として表現されることが多く、その線の集合はまるで生き物かのように感じさせます。前近代の人々は、そんな世界が見えていたのではないかと考えさせられる作品です。
自立しつつも呼応する生命の森
光のovoid(卵形体)によって埋め尽くされた空間。光のovoidをかき分け、空間の中に入っていくと、叩いたり衝撃を受けた光のovoidが色を変化させ、色特有の音色を響かせます。すると、近くのovoidから連続的に呼応し、同じ色、同じ音色を響かせていきます。
「チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020」開催概要
会期:2019年11月8日(金)~ 2020年1月13日(月・祝)
時間:17:30~21:30(最終入場21:00)
会場:高知城・高知公園(高知県高知市丸ノ内1丁目2−1)
アクセス
・車
高知ICから車で約15分、JR高知駅から車で約10分
※駐車場は高知公園駐車場及び周辺有料駐車場をご利用ください。
・電車
とさでん交通 路面電車「高知城前」下車 徒歩3分
※JR高知駅からは「はりまや橋」で乗換。
入場料
【展覧会入場券】
・前売券
大人:1,000円
中・高校生:700円
小学生:400円
※販売期間:2019年10月15日~11月7日
・当日券
大人:1,100円
中・高校生:900円
小学生:500円
【天守入館券】
大人のみ400円
※当日販売のみ。
※大人は天守への入館には、「展覧会入場券」と「天守入館券」が必要です。ただし、小学生、中・高校生は「展覧会入場券」のみで天守入館が可能です。
※未就学児童は無料です。
※小学生以下は大人同伴が必要です。
※天守入館券は、混雑状況によって、販売を中止する場合があります。
販売場所
【展覧会入場券】
・前売券
全国のコンビニエンスストアほか。
(セブンーイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート)
※コンビニエンスストアは共通番号。
(商品番号)0252237
(商品名)チームラボ 高知城 光の祭 前売券
(販売期間)2019年10月15日(火)~11月7日(木)
・当日券
現地販売、全国のコンビニエンスストアほか。
(セブンーイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート)
※コンビニエンスストアは共通番号。
(商品番号)0252238
(商品名)チームラボ 高知城 光の祭 当日券
(販売期間)2019年11月8日(金)~2020年1月13日(月・祝)
【天守入館券】
当日現地販売のみ
主催: チームラボ 高知城 光の祭 実行委員会
公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/kochi-castle/