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2017.06.30

東京のエリックカール展から大阪のやきもの展まで、全国必見美術展!

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エリック・カール展 世田谷美術館 開催中~7月2日

P14_まだまだ世田谷エリック・カール 『はらぺこあおむし』 別図原画(未出版) 1989年 エリック・カール絵本美術館 © 1969 and 1987 Eric Carle

アメリカを代表する絵本作家エリック・カールは、『はらぺこあおむし』など、だれもが小さいころ一度は読んだことのある絵本を数多く生み出しました。この展覧会では、約160点にも及ぶ原画や作品、エリック・カールと関連のあるレオ・レオニといった著名作家の作品を展示。「色の魔術師」と呼ばれるカールのコラージュが生み出す色彩豊かな世界に浸ってください。

エリック・カール展

会場/世田谷美術館
住所/東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間/10時〜18時 ※入館は17時30分まで。
休館日/月曜日
入館料(一般)/1,200円

ひと目でわかる京焼300年の歴史 江戸時代のやきもの―仁清・乾山窯と後期京焼の食器を中心に― 湯木美術館 開催中~7月30日

P14_まだまだ湯木乾山窯 銹絵染付春草文蓋茶碗 湯木美術館蔵

日本料理店「吉兆」の創業者でもあった湯木貞一(ゆきていいち)が初代館長を務めた湯木美術館は、奈良時代から江戸時代にわたる茶の湯コレクションを誇る美術館。この展覧会では、高級食器としても高い品質をもつ乾山窯『銹絵染付春草門蓋茶碗(さびえそめつけはるくさもんふたちゃわん)』や手づくねの茶碗に自作の和歌を書き付けた太田垣蓮月(おおたがきれんげつ)尼の茶碗など、江戸時代のやきものを展示し、この時期の京都のやきもの変遷を概観します。

ひと目でわかる京焼300年の歴史江戸時代のやきもの―仁清・乾山窯と後期京焼の食器を中心に―

会場/湯木美術館
住所/大阪府大阪市中央区平野町3-3-9
開館時間/10時〜16時30分 ※入館は16時まで。
休館日/月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日
入場料(一般)/700円

コレクション再発見 東北の作家たち 洋画/版画 宮城県美術館 開催中~7月17日

P14_まだまだ宮城大泉茂基 『男の顔』 1955年 宮城県美術館

今年35周年を迎えた宮城県美術館。所蔵作品の中から、東北地方の出身、または東北を活動拠点としている作家の油彩・版画作品、約130点を出展。「東宝のモダニズム」「版画と東北」「8人の作家」という3つのテーマに沿って紹介しながら、地域に関係する作品を集めてきた宮城県美術館の〝コレクション〟が担う役割についても考えます。大泉茂基(おおいずみしげもと)の強さあふれる版画『男の顔』は圧巻です。

コレクション再発見 東北の作家たち 洋画/版画

会場/宮城県美術館
住所/宮城県仙市青葉区川内元支倉34-1
開館時間/9時30分〜17時 ※発券は16時30分まで
休館日/月曜日(ただし5月1日、7月17日は開館)
観覧料(一般)/800円