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2018.02.20

「山水-隠谷の声 遊山の詩」相国寺承天閣美術館

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2018年3月25日まで、相国寺承天閣美術館で「相国寺 金閣 銀閣の名品より 山水-隠谷の声 遊山の詩」が開催中です。

寒山行旅山水図重要文化財 「寒山行旅山水図」 絶海中津賛 相国寺蔵

横川景三といった五山文学を代表する禅僧や、如拙・周文・雪舟らの日本水墨画の規範を築いた画僧を多く輩出した相国寺。この展覧会は、相国寺はもちろんのこと、金閣・銀閣が所蔵する名宝の中から、国宝1点、重要文化財7点を含む、「山水」をめぐる絵画、墨蹟、工芸品約80点の選りすぐりを展示します。重要文化財「寒山行旅山水図」は、晴れた日の雪山が陽をうけて晴朗ときらめく山水の美しさを描いた傑作。そのほか、禅の精神に裏付けられた山水や金閣寺を舞台にした遊山の山水など、珠玉の名品がそろいます。

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