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金屏風

ART

狩野派の金屏風がすごい!「京狩野初代」VS「実力派の2代目」

狩野派金屏風の名作対決!

やまと絵を発展させ、室町時代後期から桃山・江戸時代の権力者の御用絵師となり、日本美術の本流とも正統派とも称される狩野派。その真骨頂は、大画面構成の金地屏風にあると言っても過言ではありません。

狩野派というと4代の永徳の名があまりにも有名ですが、その祖父で2代目の元信こそ、狩野派の画風のベースを固めた絵師。「四季花鳥図屏風」を見ると、金雲を豊かに配し、右から左にむかって春夏秋冬の情景が鮮やかに描かれています。屛風絵の作法を守りながら、金を多用した鮮やかな色使いは、狩野派画法のまさにお手本。金地屛風の金字塔とも言っていいでしょう。

P23-24-21_Ph-21狩野元信「四季花鳥図屏風」(右隻)六曲一双 紙本金地着色 各162.4×360.2㎝ 室町時代・天文18(1549)年 白鶴美術館 重要文化財 

それに対して「南蛮屏風」は「伝」がつくものの、江戸に上った狩野派本家と袂(たもと)を分かち京狩野を興した山楽の作。南蛮貿易で栄えた港のエキゾチックな風俗が、永徳ゆずりの大胆な構図で力強く描かれています。

DMA-01_1-3_1_右伝狩野山楽「南蛮屏風」(右隻)六曲一双 紙本金地着色 各166.8×357.0㎝ 桃山時代(16世紀末期~17世紀初期) サントリー美術館 重要文化財 

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