藤澤 みづえの読み物

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日本美術
クイズ!京都・三十三間堂1,001体の千手観音立像は、どのようにお手入れされている?

三十三間堂はなんだか惹かれる。堂内に座り、気品をたたえる観音様が整然と並ぶ姿をぼーっと眺める、ただそれだけでいい。 ところで、訪れるたびにいつも思うことがある。一体どうやってお手入れされているのだろうと。水拭きはできないはず。まさか、ハンディーワイパーなどで優しく撫でている?いや、それはない。だって国宝だもの。 混雑時は本堂に入る人数を制限しているとはいえ、年間100万人もの人が訪れる場所。障子を開けて換気しているのに床はいつもピカピカで埃もみかけない。ますますどうやってお手入れしているのかが気になった。 基本的にお体には触れない ふと、障子の外を見ると、職員の方が慈しむように濡れ縁を丁寧にモ […]

芸能と文化
法医学は未来のための仕事。死の真相を突き止め、今を生きる人々を救う『アンナチュラル』な世界

2018年に放送されたドラマ『アンナチュラル』は、死因究明のスペシャリストが集まる架空組織「UDIラボ」を舞台に、石原さとみ演じる法医学者・三澄ミコトが同僚とともに不自然な死の真相を明らかにする法医学ミステリー。現実の社会問題を織り込みながら法医解剖の世界が描かれ、さまざまな死を扱いながらその裏側にある謎や事件を解明する姿が共感を呼んだ。 「法医学って死んだ人のための学問でしょ、生きている人を治す臨床医の方がまだ……」と本音をこぼす窪田正孝演じる新人記録員・久部六郎に三澄ミコトは「法医学は未来のための仕事」と返す。 「法医学」と聞いて何を思い浮かべるだろう?生きている人ではなく“遺体”を診察す […]

茶の湯
野菜の皮や芯までまるごとおいしく食べるには?真剣に考えたら、ミツカン「ZENB」に辿り着いた!

野菜の切れ端はゴミではない――。 これはあるシェフの言葉である。皆さんは野菜をどの部分まで食べているだろう?「え? そりゃもちろん、フツーに食べられる部分だけでしょ」という人もいれば「いやいや、皮でも芯でも捨てずにまるごと食べてるよ」という人もいるだろう。 多くの場合、例えばとうもろこしの芯は食べないだろうし、枝豆をさやごと食べないはず。でもね、とうもろこしの芯には実の約3倍、枝豆のさやには豆の約2倍の食物繊維が含まれているのだ。 野菜を食べる概念を根底から覆す「新感覚のまるごと野菜」のお話、ちょっと聞いてほしい。 捨てている部分も本来は食べられる 体は食べるもののみで作られている。食べること […]

芸能と文化
新型コロナにどう向き合うか、患者安全の第一人者に、患者目線で聞いてみた

一斉休校に営業自粛、移動制限にテレワーク。この春以降、私たちの生活は新型コロナウイルスで大きく変わった。終わりは見えず健康への不安が募る中で、信憑性が定かでない情報があふれる。検査や治療にあたる医療従事者は薄氷を踏むような思いでこうした状況を一生懸命コントロールしている。 名古屋大学医学部附属病院副病院長、第2代医療の質・安全学会理事長の長尾能雅(よしまさ)教授は「逃げない 隠さない ごまかさない」を理念とする同院の患者安全推進部を率いながら、わが国の医療安全という分野を切り開いてきたトップリーダーである。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に取り上げられたことからご存知の方も多いだろう。 […]

旅と食
織田信長が必勝祈願した「熱田神宮」とは?世紀の番狂わせ「桶狭間の戦い」の裏に神のご加護あり!

熱田大神(あつたのおおかみ)を主祭神として祀る熱田神宮は、伊勢の神宮に次ぐ高い格式を誇る大宮である。熱田大神とは「三種の神器」の一つ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)とする天照大神(あまてらすおおみかみ)のこと。日本神話の主神であり太陽神として信仰されてきた天照大神が宿った草薙神剣が祀られているからこそ、昔から熱田神宮は特別な格式と強力なご利益があると考えられてきた。 日本武尊の御遺志を重んじて祀られた草薙神剣 熱田神宮の歴史は113年、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)が草薙神剣を奉斎したことに始まる。 相殿神として祀られる神々は、主 […]

茶の湯
あったかご飯にとろ~り崩れる黄身の幸せ「究極の卵かけご飯」の作り方はこれだ!?

卵かけご飯。 それは、あったかご飯と新鮮な卵、醤油さえあれば瞬く間に完成する料理である。何しろ卵を割ってまぜるだけだから誰でも失敗せず同じように作ることができる。 一食の費用が安い割に栄養価がすこぶる高い。しかも、ちょい足しアレンジの幅が恐ろしく広い。 醤油の代わりに胡椒やマヨネーズ、ケチャップ、麺つゆ、ソースなどをかけ、納豆、ふりかけ、チーズ、キムチ、のり、ねぎ、なめたけといった食材を組み合わせている方も多いだろう。 老若男女に人気の卵かけご飯は今や、飲み会の締め料理となっている。趣向を凝らして特別な卵かけご飯を出す店も増えてきたが、皆さんはどのように食べているだろうか? 先まぜ派?それとも […]

工芸
佐賀県の窯元が作る腕時計の文字盤がすごい!開発秘話と有田焼製作方法も紹介 

佐賀県に”後世に残る焼き物を創る”を理念に「手作り手描き」を貫く窯元があります。 有田焼とは陶石を主原料とした伝統的な焼き物です。佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器で、1616年に陶祖・李参平こと初代金ヶ江三兵衛が泉山で磁器の原料となる陶石を発見し、上白川に窯を築いたことに始まります。 以来、有田は磁器の一大産地となり、鍋島様式や柿右衛門様式といった様式美が完成されました。そして、17世紀にはヨーロッパの王侯貴族からの注文により、多くの製品が輸出されました。ドイツのマイセン磁器は有田磁器に大きな影響を受けていると言われています。 1830年に鍋島藩の庇護の下、藩窯として築 […]

工芸
猫好き浮世絵師・歌川国芳の作品がガラス食器に!おしゃれかわいい「江戸猫ぐらす」を紹介

葛飾北斎と同時代に活躍した浮世絵師、歌川国芳。 周りには常に数匹から十数匹の猫がおり、いつも懐に猫を抱きながら国芳は絵を描いていたと言われています。猫専用の仏壇には戒名を書いた位牌がずらりと並び、猫の過去帳もあったそう。無類の猫好きと言われる所以です。 そんな国芳ですが、彼にまつわるさまざまな展覧会が近年各地で催されていることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。 国芳の思いそのままに、現代の技術・手法で猫たちを蘇らせた石塚硝子株式会社の素敵な「江戸猫ぐらす」をご紹介しましょう。 オランダ人から受け継いだガラスの製法を学ぶ 石塚硝子株式会社の創業者石塚岩三郎は、下総国(現在の千葉県)関宿 […]

工芸
故人の好きなものをローソクに。カメヤマ株式会社「好物キャンドル」が本物そっくり!

お墓や仏壇でお参りする際の必需品、それはローソクとお線香です。 日本には故人を偲ぶとき、お墓や仏壇にローソクやお線香を供える習わしがあり、お供えには故人が好きだった食べ物や飲み物を選ぶという方が多いようです。 世界でも有数のキャンドルメーカーであるカメヤマ株式会社には「故人の好物シリーズ」というローソクとお線香があります。好きだったものをお供えすることで、故人への思い巡らせることができるアイテムとして生みだされました。 アイテム数3,500以上、約196時間燃え続ける商品も カメヤマ株式会社の歴史は谷川兵三郎氏が三重県鈴鹿郡(現在の亀山市)に谷川蝋燭製造所を立ち上げたことに始まります。1927 […]

工芸
従業員3人で売上1億3,000万円!?和歌山「岡田織物」のエコファーに、世界の一流ファッションブランドが注目!

近年、日本のエコファーが世界から注目を浴びています。 エコファーとは天然毛皮=リアルファーに近い二重構造(刺毛と産毛)を持つ生地で、本物の毛皮のような風合いがあるもののカビや虫食い等の心配がなく、取り扱いが簡単で経済性にも優れているものです。 ラグジュアリーブランドによる「リアルファーを使用しない」というファーフリーの流れもあり、非常に需要が高まっています。 岡田次弘社長率いる株式会社岡田織物はエコファー業界の先頭を走る織物メーカー。従業員はわずか3人ですが、売上1億3,000万円を誇り、実は銀座に軒を連ねる世界有数のファッションブランドに生地を供給している企業なのです。 パイル織物の一大産地 […]

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