とーじんの読み物

全24件、1-10件を表示中
芸能と文化
応援ナシは寂しい。けどやりすぎるよりは良い?日本野球「ありえへん応援団暴走」史

ようやくプロ野球が開幕しましたが、新型コロナウイルス感染拡大の防止策として「無観客開催」が続きました。従来は球場を盛り上げてきた「応援」が全くないという状況になり、選手たちの声や環境音が聞こえる中継も悪くはないものの、やはり応援がない寂しさは否めません。観客の入場が再開されつつある昨今ですが、おそらく応援が全面解禁になるのは当分先のことでしょう。 しかし、残念ながら応援団がいつも野球を盛り上げていたわけではなく、逆に選手や関係者たちに迷惑をかけて大騒動を引き起こしてきた負の歴史があるのもまた事実。最近の騒動に関しては賛否両論あると思うのであえて触れず、主に野球伝来から戦後初期に発生した信じられ […]

芸能と文化
野球の歴史を知ると「日本社会」がわかる?「野球史家」が考える野球の歴史を学ぶ意義とは?

昨今は新型コロナウイルスの感染拡大により、野球界でも前例のない出来事が多発しています。そんな中で、色々な人が「史上初」や「〇〇年ぶりの」といった枕詞とともに、野球の歴史に触れる機会が増えていると実感します。 ところで、私は大学で野球を専門的に研究していました。言うまでもなく、野球の歴史には強い興味があります。しかし、残念ながら「学問としての野球研究」はその意義があまり評価されず、「野球を勉強して何の役に立つの?」と言われたことは一度や二度ではありません。 ところが、野球というスポーツは、単に身体を動かして「打って守って走る」だけの競技ではないのです。とくに高校野球やプロ野球は社会の注目度も高く […]

芸能と文化
明智光秀の家臣は琵琶湖を馬で渡った!?本能寺の変まで時を戻そう

『麒麟がくる』で間宮祥太朗さんが演じる明智秀満(左馬助)。彼には、山崎の戦いで光秀が敗れた後、馬にまたがって琵琶湖を横断して逃亡したという「湖水渡り」の伝説が残されています。皆さんもご存じのように、琵琶湖は日本最大の面積と貯水量を誇る巨大な湖。普通に考えれば、とても不可能な逃亡劇です。そのため、結論から言えば、残念ながら湖水渡りはあくまで伝説に過ぎないと言わざるを得ません。 しかし、興味深いのはこの伝説が「根も葉もない話」ではなく、ある程度実際の史実をもとに創作された可能性が指摘されていることです。2020年の5月に石山寺で発見された最新の文書を活用しつつ、「歴史が伝説になっていく面白さ」を解 […]

芸能と文化
友達だと思ってたのに……。最期の最期で明智光秀を見捨てた二人の「盟友」

「本当の友人かどうかは、自分がピンチの時に助けてくれるどうかかで分かる」とはよく言ったものです。そして、大河ドラマ『麒麟がくる』で活躍する明智光秀も、この言葉を強く実感したであろう人物の一人でした。 彼が本能寺の変で主君・織田信長を討ったものの、そのわずか13日後に羽柴秀吉によって攻め滅ぼされたことは有名です(三日天下、という言葉の語源であるとも言われます)。しかし、その裏で光秀は細川藤孝(ほそかわふじたか)と筒井順慶(つついじゅんけい)という二人の「盟友」に援軍を要請したものの、どちらの人物も戦場に現れなかったことをご存じでしょうか。 現代に伝わる史料でも親しげに交流していたことがわかる彼ら […]

芸能と文化
開幕3カ月前、選手0人!?度重なる危機を市民の情熱が救った、広島カープの歴史

広島東洋カープを応援する女性を指す「カープ女子」という言葉が流行語になってからずいぶんと年月が経ちました。今では「カープ女子」がもはや当たり前の存在になったからか、かえってその言葉を聞かなくなった感さえあります。 しかし、昨今はチケットも満足に取れないほどの大人気球団になったカープに、長い苦難の歴史があったことをご存じでしょうか。10年近く野球を見ている方ならなんとなくは分かると思いますが、本当に「ヤバかった」のは戦後に球団が出来てからの数年間でした。金もなく、選手もなく、リーグ首脳陣にも嫌われていたカープ。そんなチームは、なぜ今まで解散することなく球団であり続けたのでしょうか。 結論から言え […]

芸能と文化
父親が殺人、無国籍のまま不審死。孤高のエース、ヴィクトル・スタルヒンの生き様が切ない

プロ野球の歴史上「孤高のエース」と呼ばれた投手は何人もいます。「チームスポーツなんだから仲間がいるでしょ」とツッコまれそうですが、野球というスポーツはその性質上、どれだけいいピッチングをしたとしても、味方打線が奮起しなければ勝利の栄光を手にすることはできないのです。実際、弱小球団と強豪球団に所属する選手では勝ち星の伸び方にどうしても差が出てしまうもので、私の応援する横浜DeNAベイスターズでも活躍した「ハマの番長」三浦大輔は、先発投手として最高の栄誉であるプロ通算200勝を記録することなく引退を決断しました。私は今でも横浜がもっと強豪だったら三浦は200勝することができたと信じていますし、その […]

芸能と文化
2021大河ドラマ主役!敵を見捨てなかった渋沢栄一の思想に、アフターコロナ時代の生き方のヒントがあった

次の1万円札に肖像が採用された、実業家の渋沢栄一。彼の異名は「日本近代資本主義の父」なのですが、皆さんはこのフレーズを耳にしてどう感じますか? 正直、私は「日本近代資本主義の父っていうくらいだから、儲けは出せるけど金にがめついオッサンなんだろう」くらいに思っていました。ところが、実際に渋沢栄一の活動を追ってみると、「どうしてそこまでするの?」と言いたくなってしまうほど社会奉仕活動に熱心な人物だったのです。 アフターコロナの時代、日本も不況に突入していくのかもしれません。そんな時、増加するであろう「困っている人」をどこまで、どうやって社会が助けるのかは重要な問題になってきます。では、果たして渋沢 […]

芸能と文化
今川義元のまろメイクは憧れの象徴?強力な武器にもなった戦国大名の貴族趣味

私たちの想像する「イケてる戦国武将」といえば、やはり天下無双の武力をもつ豪気な人物でしょう。たとえば、本多忠勝や島津義弘のように。 一方、今川義元や朝倉義景といった戦国大名たちは、「貴族趣味におぼれていた軟弱者」として長らく蔑まれてきました。実際、彼らが家の衰退を招いた張本人であることは間違いなく、平安貴族のまねごとをしていた愚か者と思われてしまうのも分からなくはありません。 ところが、近年の研究で彼らを非難する際にもっぱら用いられてきた「貴族らしさ」は大名としての無能さを象徴するものではなく、むしろ人々の尊敬を集める長所であったことが判明してきました。「合理性」と「京への憧れ」が入り混じった […]

芸能と文化
日本から消えた競走馬「アングロアラブ」。頑丈で軍馬に適していたが、「速さ」だけが足らなかった…

今年の「日本ダービー」は、福永祐一騎手が騎乗するコントレイル号の優勝という形で幕を閉じました(馬券的にはバッチリ三連単を取りました。ハイ、自慢です)。競馬ファンには既知の事実かもしれませんが、日本ダービーというレースを制した馬は「その年1番の競走馬」と見なされるため、全ての競馬関係者は「ダービー馬」を生産するために競馬に関わっているといっても過言ではありません。 そんなダービーを制したコントレイルは、馬の種類でいえば「サラブレッド」と呼ばれるものになります。「競走馬」と言われて皆さんが想像するのも、おそらくこのサラブレッド種でしょう(現在、日本で生産される競走馬の約99.999%はサラブレッド […]

芸能と文化
明智光秀の生活は困窮を極めた?戦国武将たちの浪人時代は悲惨だったのか、実態に迫る!

大学受験を経験していると必ず耳にする、けれども絶対にそうなりたくない立場「浪人」。この言葉の語源が「江戸時代の初めに大名家が処分され、職を失った武士たちが『浮浪人』になった」ことであるとご存じでしょうか。私たちは、一般に浪人というと「落ち武者」ともいえる悲惨で救いのない存在として、つい彼らのことを認識してしまいます。 ところで、上記のような「悲惨」な浪人イメージに対して、戦国時代の浪人たちはどのような暮らしをしていたのでしょうか。結論から言えば、当時は「牢人」と呼ばれた職の無い武士たちは、立場や能力によって大きく異なった生活をしていたのです(戦国時代から江戸時代の初めまでは、今でいう「浪人」の […]

全24件、1-10件を表示中

最新号のご紹介

和樂最新刊
スゴイぞ! 北斎 浮世絵頂上対決!
【大特集】さあ! 北斎vs5大絵師対決の始まりです! vs広重風景画対決、vs歌麿美人画対決、vs写楽人物画対決、vs国芳奇想対決、vs蕙斎キャラ対決/北斎って実はこんな人! びっくりエピソード集/ 江戸琳派抱一と浮世絵北斎、これはスゴイぞ!名作比べ/え!? 天才・北斎の娘は北斎以上の天才絵師だったなんて!/The UKIYO-E 2020 史上最強の浮世絵展が始まる!/夏、文豪と避暑地の物語/【綴じ込み保存版】あぁ!美しい! 絶景のニッポン!/浪速の名割烹「本湖月」の真実/納涼! 浮世絵切子まつり誌上通販/優待クーポン券付き! 全国厳選! 美術展カレンダー【特別付録】北斎“花鳥画”ミニうちわ
和樂最新刊のご紹介
 

最新刊のご紹介

和樂最新刊
スゴイぞ! 北斎 浮世絵頂上対決!
【大特集】さあ! 北斎vs5大絵師対決の始まりです! vs広重風景画対決、vs歌麿美人画対決、vs写楽人物画対決、vs国芳奇想対決、vs蕙斎キャラ対決/北斎って実はこんな人! びっくりエピソード集/ 江戸琳派抱一と浮世絵北斎、これはスゴイぞ!名作比べ/え!? 天才・北斎の娘は北斎以上の天才絵師だったなんて!/The UKIYO-E 2020 史上最強の浮世絵展が始まる!/夏、文豪と避暑地の物語/【綴じ込み保存版】あぁ!美しい! 絶景のニッポン!/浪速の名割烹「本湖月」の真実/納涼! 浮世絵切子まつり誌上通販/優待クーポン券付き! 全国厳選! 美術展カレンダー【特別付録】北斎“花鳥画”ミニうちわ
和樂最新刊のご紹介