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日本刀専門用語

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「京のかたな展」に行く前に知りたい! 日本刀専門用語の基礎知識

ナカゴ? ミダレバ? 日本刀の専門用語は、くじけそうになるほど複雑です。そこで最低限知っておきたい用語だけをピックアップ。これさえ覚えればストレスなく楽しめます!

これだけ知っておけば大丈夫! 日本刀専門用語

日本刀専門用語

1.銘(めい)

刀の作者が自分の名前や日付などを刻み入れます。ここで、刀の情報がわかります。

2.茎(なかご)

流派によって形が異なる、刀の柄(つか)に納まる部分。ここに銘が刻まれています。

3.棟区(むねまち)

刀身と茎の境目です。

日本刀専門用語

4.反り(そり)

刀身の湾曲やその度合い。「反り◯㎝」という場合は、実線で示した部分の寸法です。

5.刃長(はちょう)

棟区から切先までの直線の長さ。刀の寸法は、まずここを記します。

6.棟(むね)

刀身の背にあたる部分で、峰(みね)ともいいます。背で討つのが「峰打ち」。

日本刀専門用語

7.刃先(はさき)

「パッと見で白い部分」が刃で、そのエッジが刃先。刃以外の黒っぽい部分は「地(じ)」「地鉄(じがね)」といいます。

8.刃文(はもん)

刃(白い部分)に現れる模様。まっすぐな刃文を「直刃(すぐは)」、それ以外は「乱れ刃」といいます。

9.切先(きっさき)

先端部分で、「鋒(きっさき)」とも書きます。切先の刃文を「帽子(ぼうし)」といい、作者や時代の特徴が表れます。

口に出して言ってみたい! 日本刀の業界用語

「ふんばりが強い」

力強い語感ですが、刀身の優美なシルエットを褒める言葉です。柄に近い腰の部分の幅に対して、先端の幅がぐっと狭くなっているときに、「ふんばりが強い」「ふんばりのある姿」といいます。古い太刀(たち)に多いスタイルです。

「にえがつく」

「錵」「沸」と書いて「にえ」と読む。刃文と地鉄の境目に浮かぶ、粒子の粗い輝きのこと。刃文に夜空の星のような輝きが見えたら、すかさず「よく沸(にえ)がついていますね」「肌に強い地沸(じにえ)が見えます」。褒め言葉です。

「肌がつむ」

刀の肌に対していう言葉です。鉄がよく叩かれ、肌目がきめ細かくなった状態を「肌が詰む」と表し、「肌がよく詰んでいる」と褒めます。細かい板目状の模様が見えたら「小板目(こいため)肌がよく詰んでいる」と言えばよいのです。

日本刀専門用語太刀 銘 安綱 東京国立博物館 Image:TNM Image Archives

「京のかたな展」開催中!

2018年11月25日まで開催中の特別展「京(みやこ)のかたな」は、京都国立博物館にとって初めての、本格的な刀剣展です。見どころはこちらから!

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