「え、生菓子で女子会…?」と思ったそこのあなた! 見た目もかわいくて、シェアすればいろいろな種類を楽しめる生菓子は、女子会にぴったりなのですよ!
お茶の席以外でも楽しんでいいのです。生菓子の食べ方に自由を!
“生菓子”というと、お茶の席でいろいろな作法のもと、上品に食べなくてはいけない、というイメージが強いですよね(私だけでしょうか…?)。しかし、そんなことはないのです! 老舗和菓子店「とらや」の取材のなかで、生菓子もケーキのように自由に食べていいということを学んだ和樂スタッフたち。実際に楽しく食べてみよう! と、女子スタッフ3人+ひよこちゃんで“生菓子女子会”を開催しました。
▼「とらや」記事はこちらから
生菓子はケーキのように食べたい!「とらや 赤坂店」ではじめての和菓子選び
こんなに自由でいいの?「とらや」の生菓子実食レポート
とま子、きむら、さりー、ひよこちゃん、そして甘い匂いに誘われてきたセバスチャン高木も参加し、お気に入りの生菓子を選んで食レポしました! 選び方から感想まで、個性がでていて本当に自由。
まずは亥年のとま子。チョイスしたのはもちろん、亥モチーフの「亥の風」です。
羊羹製「亥の風」白餡入 【販売期間:2018年12月16日〜2019年1月15日】 ※ 関東・近畿地方の生菓子取扱店のみで販売
「新年のお菓子を決める社内公募で見事商品化に決まった『亥の風』。菓銘だけでも自然の中を駆け回る俊敏な亥が想像できます。でも口にいれると、黒糖ならではのコクと甘みが上品に広がります! 黒糖ミルク珈琲みたいに、珈琲にも合う生菓子かも…? 2019年は『亥の風』を食べて目標にむかって猪突猛進していきたい!」(とま子)
さてお次は、編集部で几帳面さNo.1のスタッフ、さりー。「九重の月」を選んだポイントは…?
羊羹製「九重の月」小倉餡入 【販売期間:2018年12月16日〜12月28日】
「正直に言います。ずばり、“見た目” で選びました。ピンク、扇形、まあるいお月さま。ザ・フォトジェニック!!……なんていう一言で表すには申し訳ないほどの雅な愛らしさ。そして中からはみんな大好き小倉餡が顔をのぞかせます。ふんわり、こっくりした甘さはひとつで大満足。見てかわいい、食べて美味しい、心もお腹も満たされる最強の愛され生菓子、『九重の月』で至福のひとときを。」(さりー)
続いて、酒好きスタッフきむらが選んだのは「月夜の水面」!
琥珀製「月夜の水面」【販売期間:2018年12月16日〜2019年1月15日】 ※ 関東・近畿地方の生菓子取扱店のみで販売
「『月夜の水面』この、美しい菓銘にまず心惹かれました。そして、月の光に照らされる夜の川面をイメージした琥珀の表面にうっとり。きれいに2層に分かれた、横からの姿もまた素敵です。下の練羊羹は、ゆずの風味を強く感じるスッキリとした味わい。ウイスキーとの相性が良さそう!」(きむら)
和樂のアイドル・ひよこちゃんが選んだのは、ひよこカラーの「柚形」
薯蕷製「柚形」白小倉餡入 【販売期間:2018年12月16日〜12月28日】 ※ 関東・近畿地方の生菓子取扱店のみで販売
生菓子を選ぶ時、ひよこちゃんのように自分の好みの色をチョイスしてみるのも楽しいですね! すりおろした柚子の皮が入っている「柚形」は、皮に山芋を用いた薯蕷饅頭。レンジで温めてから食べると、柚子の香りがふんわりと。
最後は、飛び入り参加のセバスチャン高木。ゴツゴツとした見た目がインパクト大な「暁光」を食レポ!(?)
求肥製「暁光」白飴餡入 【販売期間:2018年12月16日〜2019年1月15日】
「外のカルメラがジャリっと、そして中から求肥がむにゅっと。不思議な食感が新鮮、そして絶妙な甘さがたまらない…! ただ、意外とカルメラがしっかりしているので、ひと口で食べると口の中が危険かも!? この生菓子はロックですね」(セバスチャン高木)
女子会でシェアがおすすめの理由は「その日につくられているもの」だから
撮影/篠原宏明
生菓子は基本的に長期保存ができません。美味しく食べられる期間は、その日中のものがほとんど。なので、たくさんの種類をいろいろと食べたい場合は、ちょっとずつシェアがおすすめなのです。
撮影/篠原宏明
とらや赤坂店では、その日に販売する生菓子を、8時30分の開店に間に合うよう、早朝から職人さんがひとつひとつ手作業でつくっています。赤坂店の3階では、職人さんが実際に作業している様子をみることができます!(菓子製造は午後の早い時間帯に終了することも)
とらやトリビア! 生菓子の重さは全部50gってほんと!?
撮影/篠原宏明
羊羹製、きんとん製、琥珀製…材料や製造方法など、さまざまな種類があるとらやの生菓子。このすべてが、50gを基準につくられていることをご存じでしょうか? うっそだ〜という声が聞こえてきそうなので、和樂編集部でその重さを測ってみました!
カップの重さは引いています
…ほんとに50gだった!!!(※前後するものもあります)
きっと、細かな加減のもとにつくられているのですね。これらの生菓子は、ひとつ150kcal前後。ふたつでも300kcal。ケーキに比べると、かなり罪悪感が少ない!
さて、和樂スタッフの食レポやとらやについての豆知識、いかがでしたか? 生菓子の美味しさ、楽しさ、しっかりと伝わりましたでしょうか…? とらやでは、販売している生菓子の種類が、約2週間おきに変わります。今回ご紹介したものの中には、すでに販売期間が終了してしまっているものもあるかもしれません。しかしその分、新たな商品が店頭に並んでいます! みなさんもぜひ、とらやに足を運んで、生菓子を楽しんでみてくださいね!
◆とらや 赤坂店
住所 東京都港区赤坂4-9-22
公式サイト