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Fashion&きもの

2024.09.03

職人の魂が宿る「ロエベ」の名品バッグとともに、陶芸家・濱田庄司のものづくりの心を辿る。秋、民藝が息づく地・益子へ

益子焼で知られる栃木県益子町は、民藝運動を牽引した陶芸家・濱田庄司が居を構えた民藝の里。 ものづくりの矜持を宿すこの地には、職人技に敬意を抱き、アートな感性をもつ「ロエベ」が映えます。 この秋は、健やかな自然に包まれた、民藝が息づく益子を、ゆったりと、旅してみませんか。

茅葺き屋根の旧濱田庄司邸は、自然と調和する昔ながらの暮らしを求めた濱田庄司が、1930(昭和5)年、益子で初めて購入した家。近隣の江戸後期の農家を移築したもので住居兼初期の作陶の場に。現在は益子陶芸美術館に移築され、公開中。

独創的なフォルムが魅力の秋色バッグを連れて

職人の精巧なカッティング技術から生み出される幾何学的なラインと、長方体のフォルムが特徴のバッグ「パズル」。スエードとクラシックカーフが織りなす彩りが、秋に映えて。
トップス¥765,600・パンツ¥196,900・バッグ「パズル スモール」¥522,200・リング¥79,200・ピアス¥130,900/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)

カーキグリーンの装いで作陶の場を訪ねて

私の陶器の仕事は、
京都で道を見つけ、
英国で始まり、
沖縄で学び、
益子で育った。
『無盡蔵』より

たっぷりとドレープが生まれるデザインと、大ぶりなベルトのバックルが印象的なスエードトップスは、リラクシングな着心地でいて優雅に映る一着。おおらかな自然に包まれるようにある工房に、端正でいて個性が香る着こなしで。
トップス¥765,600・パンツ¥196,900・バッグ「パズル スモール」¥522,200・リング¥79,200・ピアス¥130,900/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)
濱田庄司記念益子参考館には、庄司が使っていた工房(細工場)も遺されている。明治初期建築の製陶作業場を移築したもので、ここで陶芸家としての代表作を生み出していった。

極上の風合いのレザーに職人の矜持を感じながら

焼き物でも
作ったというより
生まれたというような
品がほしい。
濱田庄司 昭和四四年(一九六九)

この言葉は、濱田庄司記念益子参考館の細工場に掲げられているもの。緑を臨む工房には障子窓に沿うようにろくろが並ベられ、庄司は手ろくろを置いて職人や弟子と作陶した。

美しいダークブラウンのジャケットは、この上なくなめらかな「メローナパラムスキン」素材を用いており、そでを通すたび、味わいを深めてゆく。ふっくらとしたシェイプゆえ、モードなデザインにもどこか愛らしさが漂う。
ジャケット¥859,100・パンツ¥426,800/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)

個性が宿るデニムに鮮明なブルーのバッグを

ウォッシュ加工を施したデニムシャツとジーンズは、アシメトリーなデザインに。フラメンコのダンサーが着るドレスに着想を得たアイコンバッグに仲間入りした「フラメンコパース」が、着こなしをさらに生き生きと見せる。
デニムシャツ¥144,100・ジーンズ¥144,100・ベルト¥74,800・バッグ「フラメンコパース」¥504,900/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)
庄司が愛したという釉薬、塩釉専門の塩窯は、濱田庄司記念益子参考館に、大きな登り窯や上絵付け用の赤絵窯と共にある。今も現役の窯もある。

愛しいミニバッグを連れて古きよき旧濱田庄司邸へ

肩にかけて、クラッチバッグにして、付属のストラップを使ってクロスボディバッグにして…と自由に楽しめる『フラメンコパース』は、旅に重宝。ノット(結び目)やジュエル感覚のチェーンもアクセントになり、グレーの装いがより洗練されて。
トップス¥106,700・スカート¥144,100・バッグ「フラメンコパース ミニ」¥414,700・ピアス¥85,800・リング¥126,500/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)
国内外から訪れる人々の交流の場としても使用された、旧濱田庄司邸にて。今も大切に保存される古民家は、昔ながらの暮らしを愛した庄司の思いまで伝えてくれるよう。

散策のひとときに映える植物柄のワンピース

田舎の
健康で自由な生活
というものに、
ますます
強くひかれるようになった。
『窯にまかせて』より

この言葉は、庄司がイギリスで田舎の健やかな暮らしに感銘を受けたときのもの。濱田庄司記念益子参考館の四季折々に表情を変える庭は憩いの場でもあったという。

なめらかなジャージー素材を彩るのは、緑の葉やてんとう虫、蝶を描いた陶器に発想を得たプリント。ミニサイズの「フラメンコパース」バッグまでグリーン系でまとめ、瑞々しく。
プリントドレス/参考商品・バッグ「フラメンコパース ミニ」¥414,700・靴¥163,900/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)

旅時間を和やかにする穏やかなオリーブカラー

昨日在庵
今日不在
明日他行
庄司

上は濱田庄司が書にしたためた言葉で、「昨日はいたけど、今日は留守。明日はどこへやら」という意味。
旅を愛した、自由な気風を伝えている。

すそがペプラムになったモヘアニットは重ね着風で、さらりと着るだけでニュアンスが宿る一枚。ホーボー型の大ぶりバッグも同系色でまとめ、シックに。
ニット¥246,400・パンツ¥156,200・バッグ「スクイーズ」¥635,800・靴¥163,900・ピアス¥126,500/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)
濱田庄司記念益子参考館の細工場で。

民藝の美しさを伝える場に粋なトレンチスタイルで

ボリューム感のあるそでと、すっきりとした背中が印象づける美しいフォルムがモードな佇まいを生むトレンチは、どんな場所にも映える美しさ。今季新登場のラージサイズの「フラメンコパース」を合わせて。
コート¥393,800・ドレス¥279,400・バッグ「フラメンコパース ラージ」¥595,100・ピアス¥130,900・リング¥79,200/すべて予定価格(ロエベ ジャパン)
濱田庄司記念益子参考館には、庄司が世界中で集めた、地域色豊かな民藝品の数々が並べられた展示館が。この大谷石の壁に紅色の扉が映える石蔵も見どころのひとつ。

問い合わせ 

ロエベ ジャパン クライアントサービス
03-6215-6116
www.loewe.com

※価格表記はすべて税込み価格です
※本記事は『和樂』2024年10,11月号の転載です
※価格は2024年9月1日時点のものです

出典:『無盡蔵』(講談社文芸文庫)、『窯にまかせて』(日本経済新聞社) 
撮影/熊澤 透、スタイリスト/押田比呂美、ヘア&メイク/川原文洋(UM)、モデル/瀬畑茉有子 、構成/川村有布子、古里典子(本誌)

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和樂web編集部

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