「HW アヴェニュー」とは?
世界屈指のダイヤモンドジュエラーとして名を馳せ、数々の伝説を生み出してきた「ハリー・ウィンストン」。「HW アヴェニュー」コレクションは、その本店があるニューヨークの五番街にちなんで名づけられました。
「HW アヴェニュー」 のデザインは、「ハリー ・ ウィンストン」が創業した1932年にアメリカで一世を風靡していたアールデコ様式に着想を得ています。
1910年代後半からパリで流行し始めたアールデコ様式は、1925年開催のパリ万国装飾美術博覧会(通称・アールデコ展)で絶頂期を迎え、その後、アメリカで建築様式として発展を遂げました。エンパイアステートビルディングやクライスラービルディングがその代表的建築で、直線を生かしたモダンな幾何学パターンで構成されています。1960年、五番街に移転した「ハリー・ウィンストン」の本店にも、創業時を彷彿させるこのデザイン様式が取り入れられました。
「HW アヴェニュー」 コレクションはこうしたアールデコの様式美をベースにしながらも、マンハッタンのドラマティックな景色や本店のシンボリックなデザインコードを取り入れて、「ハリー・ウィンストン」独自のスタイルに。そこにはブランドの輝かしい歴史と伝統が映し出されています。
そんな「HW アヴェニュー」 コレクションの人気は高まるばかりで、そのラインナップはさらに充実。進化をとめない「HW アヴェニュー」は、今やブランドの代表作といっても決して過言ではないでしょう。
人気モデルでひもとく「HW アヴェニュー」の魅力
洗練されたデザインと気品に満ちた美しさで、「ハリー・ウィンストン」を象徴する名品ウォッチへと成長を遂げた「HW アヴェニュー」コレクション。その豊富なラインナップのなかから、人気のモデルを厳選してご紹介します。
文字盤に浮かび上がる空がドラマティック
天空を思わせるホワイトマザーオブパールの上部には放射状のラインが施され、ペアシェイプに縁取られたダイヤモンドが輝きを添えています。文字盤の6時の位置にスモールセコンドとムーンフェイズを搭載。
ダイヤモンドの圧倒的輝きとノーブルな美しさに心惹かれて
時計のケースのサイドにもダイヤモンドが燦然(さんぜん)と輝く贅沢なモデル。迫力はあってもノーブル。
ユリの花をモダンに解釈した愛らしくも品格のあるデザイン
ピンクマザーオブパールの文字盤に、ユリの花びらを思わせるダイヤモンドがエレガントに煌めきます。
鮮やかなサファイアの光彩が知的な華やぎを生み出す
幾何学パターンに映える、ダイヤモンドとサファイアのコンビネーション。
極小ムーブメント搭載のエレガントな複雑機構ウォッチ
ムーンフェイズ機構を備える時計としては、世界最小レベルのムーブメントを搭載。ケースサイズが小さくできたことで、エレガントな印象に。
モードな華やかさが魅力の洗練された限定モデル
ブラックマザーオブパールの文字盤に映えるダイヤモンドのまばゆい輝きが、モードな華やぎをもたらします。
〈上〉艶やかなイエローゴ ールドのモデルが、コレクションに復活。
〈下〉直線と曲線がモダンなコントラストを描く、アールデコ様式に着想を得たデザイン。
問い合わせ先/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション 0120・346・376
※本記事は『和樂』2022~2023年12,1月号の転載です
※価格は本誌掲載時のものです
撮影/戸田嘉昭