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2025.07.01

メゾンの伝統と美しい意匠が響き合う華麗なる空間「ピアノ・ノービレ」。ブチェラッティ ミラノ本店に特別なサロンが誕生

ミラノ本店に完成した、特別な顧客を迎えるためのサロン「ピアノ・ノービレ」。文化財でもある19世紀の建築物がもつ壮麗さは、メゾンの世界観を、さらに詩的に、奥深く、表現するかのようです。

メゾンの伝統と美しい意匠が響き合う華麗なる空間「ピアノ・ノービレ」

高級ブティックが立ち並ぶ、モンテナポレオーネ通りに佇む「ブチェラッティ ミラノ本店」。1838年に、貴族であるガヴァッツィ家の邸宅として建てられた「パラッツォ・ガヴァッツィ」内に位置しています。

左/植物をモチーフにした天井の装飾に、〝ブチェラッティ〟のジュエリーと共鳴するものを感じる。右/緻密にタイルが敷き詰められた、絵画のようなモザイク床。

石造りの外観や装飾美を誇る建物は、古代ギリシャとローマの建築様式から影響を受けた新古典主義を踏襲。“ブチェラッティ”は、この1階にブティックを展開していますが、昨年秋に顧客を迎えるための特別なサロン「ピアノ・ノービレ」を2階に拡張しました。こちらは、歴史ある意匠と“ブチェラッティ”の伝統的なデザインが豊かに調和した、エレガントな空間となっています。

右/「ピアノ・ノービレ」には、アーカイブ作品も展示されている。これは〝ブチェラッティ〟初代がデザインした1950年代のバングル。アメリカを訪れた際に出合った、ハードなカフバングルから着想を得たという。左/個性的な形をしたパールをトンボのブローチに。

「『ピアノ・ノービレ』は、既存の建築をできる限り尊重しながら、修復と内装デザインを施しました」。そう語るのは、“ブチェラッティ”ファミリーのひとりであるルカ・ブチェラッティさん。

お話をうかがった、ルカ・ブチェラッティさん。「ピアノ・ノービレ」内にオフィスを構え、明るい人柄で、日々、顧客への対応を担っている。

「天井の装飾やフレスコ画、モザイク床といった当時の意匠に合わせて、家具や調度品、照明にいたるまでをオーダーメイド。そもそも2階は、以前のオーナーファミリーも応接用に使っていた、美意識が詰め込まれた最もラグジュアリーなフロアでした。この『ピアノ・ノービレ』では、そういった邸宅にお招きするような雰囲気でお客様を迎えたい。だからゆったりとした空間づくりをし、商品だけでなくアーカイブ作品も展示することで、メゾンの歴史や世界観をより深く感じてもらえるよう意識しました」。ときには職人がサロンを訪れ、エングレービング技法といった象徴的な匠の技を、目の前で実演することもあるのだそうです。

右/歴史あるショーケースは、一時期ロゴデザインにも採用されたメゾンの象徴のひとつ。左/吹き抜けのある階段を上って2階の「ピアノ・ノービレ」へ。

メゾン誕生から100年以上が経った今、歴史と格式を備えた唯一無二のサロンを完成。「イタリアを代表するハイジュエラーとして、さらなる一歩を踏み出した」と、語るルカさん。新しい空間から生み出されるであろう“ブチェラッティ”の未来から、ますます目が離せません。

右/「NATURALIA」展の作品にも通ずる、ゼラニウムの葉のシルバースタンド。「ピアノ・ノービレ」には、貴重なシルバーウェアも展示。左/瑞々しいブドウのイヤリング。自然を写実的に表現する、メゾンの真髄が表れて。

BUCCELLATI MILANO


エントランスをくぐると、奥にはシックな空間が広がる。本店のそばにはシルバー専門店も。銀細工の技巧を間近に見ることができる。
Via Monte Napoleone 23, Milano
+39-02-7600-2153
営業時間/10時30分~19時 日曜休

※本記事は『和樂(2025年8・9月号)』の転載です。

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和樂web編集部

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